シリーズ第12回目となる本展は「路上から世界を変えていく」をテーマとして、世界と向かい合う行為を象徴する「路上」という場所に焦点をあて、2010年代日本の新たな視点や表現を切り開く写真家たちをとりあげていきます。 「路上」というキーワードから現代作家たちをとりあげることで、現代写真表現と過去の写真/美術の歴史との間のつながりや隔たりを浮き彫りにし、この時代の空気感や意識の在り様を顕在化させることが本展の大きな狙いのひとつとなります。 [画像: 大森克己 「すべては初めて起こる」より 福島県福島市(2011)]