ビデオリサーチが8日に発表した2012年上半期(1~6月)のテレビCM出稿量調査によると、番組CMの出稿量は関東・関西・名古屋の3地区とも前年同期比で20%強増加、スポットCMは横ばいとなった。2011年の東日本大震災後の出稿減、あるいはACジャパン差し替えによる反動とみられる。 中でも最もテレビCM出稿量が多かった商品種類は「普通乗用車」で、関東地区は前年同期比161.1%、関西地区164.3%、名古屋地区161・9%と大幅に増加した。また「軽自動車」についても、3地区いずれも150%を上回る出稿量となっている。 このほか出稿を伸ばした商品種類は「サイダー・炭酸飲料」(関東・関西地区で200%前後)、「スーパー・コンビニ」(関東・名古屋地区で150%以上)など。また2010年に前年比約2倍の増加を記録した「通信・Webサービス」は、2011年は東日本大震災の影響で減少に転じたものの関東地