印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 東京証券取引所(東証)と富士通は1月4日、東証の新株式売買システム「arrowhead」の稼働が始まったことを発表した。arrowheadは、注文応答時間が5ミリ秒、3ミリ秒の情報配信スピードを実現しているという。 東証の旧システムでは売買注文処理(約定)に2〜3秒かかっていたが、arrowheadは米英と同様の水準になると見られる。売買と市場情報の両方がミリ秒(1000分の1秒)のスピードになることで、市場動向をよりリアルタイムに把握して取引できるようになり、株式の流動性が高まるとともに、これまでにない取引スタイルやビジネスモデルを産みだせるようになると期待しているという。 arrowheadは、OSに「Red Hat Enterpr