データベースをコードに依存しないように設計する さて、コードはできました。次はデータベースを設計します。コードがずっと同じ体系であれば何も考えずに設計できるのですが、残念ながらこの世は無常です。コードがパンクしなくても、業務・システム統合のためにコードを統一するという前向きな事情によりコード体系を変えることもあります。 そこで本稿では、「データベースをコードに依存しないように設計するためにはどうすればよいか」に重点を置いて、注意すべきポイントを解説します。また、解説の際にケーススタディとして、図1のように書店の販売システムとクライアント企業の購買システムが連携する場面を利用します。 (1)業務で利用するコードを主キーとして利用することは避ける 業務で利用するコードをテーブルの主キーとして利用することは、コード体系とデータベース設計を独立させるという観点からできるだけ避けるべきです。図1のケ
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