もともと様々な理由で展示されなかったり、撤去されたりした作品を集めた今回の企画展。中止に対して、抗議や再開を求めるネット署名が広がるなど様々な議論が行われているが、出展した当の作家の声が聞こえてこなかったのも事実だ。 少女像の作者の1人、キム・ソギョン氏は「少女像は今回、反日の象徴ではなく平和の象徴として展示会に参加した。私たちもまた、日本の全ての方が少女像に対してただ悪い感情を持っていたのではなく、少女像に対する正しい情報がなくて誤解をされていたのだという考えを持った。一度は(展示場に)来て、見ていただけたらと思う。少女像について『不愉快だ』という感想がどこから始まっているのかと、少女像を直接見てからご意見をしていただけたらと思う」と話す。