2021年8月7日のブックマーク (2件)

  • くすりの話し 危険な正露丸の服用(2) – 全日本民医連

    宮地典子(薬剤師・東京) 12月1日号、正露丸の記事に驚きの声をたくさんいただきました。今回は、その成分について薬剤師に聞きました。 正露丸の主成分はクレオソートで防腐作用があるとして、日露戦争のころから下痢止めなどに使われてきた古い薬です。有効性や危険性については検証のないまま、現在に至っています。 クレオソートとは、消毒薬として知られているクレゾールをはじめとするフェノール系化合物の混合物です。フェノール系化合物は細胞のタンパク質を変質さ せて細胞を障害する作用をもっています。クレオソートは「日薬局方」にも収載されていますが、その「質」の項には「歯科用消毒薬 殺菌・防腐薬」(第 十四改正)と記載されています。 クレオソートの危険性はその質からも予測されますが、常用してもよい量と害になる量(中毒量)との差が少ないという問題があります。効かないからと いって連続して服用すれば、即中毒

    kanflu
    kanflu 2021/08/07
    治療薬ではなく神経毒による麻酔/さすがに用量の4倍服用は…/大幸薬品は木クレオソートと石炭クレオソートが混同されていると主張 https://www.seirogan.co.jp/products/seirogan/truth/creosote01.html /クレベリン商法のせいで狼少年
  • 危険な正露丸の服用/ 大分・健生病院・今里 真(医師) – 全日本民医連

    14歳の男の子が重症の腸炎で入院しました。軽い中毒様症状があったので、自宅にあった正露丸でやり過ごしているうちに3日たち発熱、腹痛をがまんできなくなり、当院受診後入院となったものです。 当院では、中毒の起炎菌推定、重症度把握、菌体の洗浄回収のため、大腸内視鏡を通常行っていますが、今回は興味深い所見を確認しました。内視鏡所見 は、キャンピロバクター腸炎ですが、その炎症所見が極めて強く、腐様の変化もありました。そして、大腸内に6ミリ大の黒色球状物を認め、そのひとつをサ ンプルとして回収したところ、正露丸独持の刺激臭を認めました。正露丸で麻痺した腸管内にキャンピロバクターが異常繁殖し、正露丸の粘膜腐作用と共に腸 炎を悪化させたようです。その証拠に内視鏡で大腸を洗浄し正露丸を除去しただけで、翌日から自他覚所見は改善しました。 正露丸の作用は、その毒性の発現用量で現れます。すなわち腸管運動が

    kanflu
    kanflu 2021/08/07
    “毎年のようにマヒ性イレウス、腸壊死、腎不全などで手術や透析にいたる例など正露丸の害が報告されています”/正露丸=大幸薬品=クレベリン