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イギリスと歴史に関するkangirenのブックマーク (5)

  • 「切り裂きジャックの被害者は売春婦」 レッテルに隠された素顔に迫る一冊:朝日新聞GLOBE+

    Hallie Rubenhold『The Five』 19世紀のロンドンで切り裂きジャックに殺された5人は売春婦、というのが事件当時からの通説だった。犯人の正体について書かれたは無数にあるのに、彼女たちは「売春婦」で一括りにされてきた。著者は膨大な史料に当たり、壮大なノンフィクションで、メアリー・アン、アニー、エリザベス、キャサリン、メアリー・ジェーンをよみがえらせ、5人が娘でありであり母親であり姉妹であり愛人であり、何よりも人間であったことを教えてくれた。 売春婦ではなかったとしても(25歳のメアリー・ジェーンは正真正銘の売春婦だった)、皆ロンドン東部の貧民街で極貧生活を送っていたのだろうという思い込みはあった。確かに1888年当時、惨殺の現場となった東部ホワイトチャペル地区にいた彼女らは人生のどん底にいた。だが、メアリー・ジェーン以外の全員40代の4人は、過去を隠すためにスウェーデ

    「切り裂きジャックの被害者は売春婦」 レッテルに隠された素顔に迫る一冊:朝日新聞GLOBE+
  • あなたが、そしてイギリス人も知らないかもしれないイギリスの黒人の歴史

    古代ローマ時代からヘンリー8世の時代に至るまで、イギリスには黒人がいた。おまけにイギリスにも実は、バス・ボイコットがあったのだ。

    あなたが、そしてイギリス人も知らないかもしれないイギリスの黒人の歴史
  • 「島のケルト」は「大陸のケルト」とは別モノだった。というかケルトじゃなかったという話

    歴史上の民族としての「ケルト」と、近代に作り出された「ケルト的なもの」の間には、深い溝がある。多くの人が持っているイメージは商業的な、そして近代のナショナリズムが生み出した「ケルト的な」幻想に過ぎない。 ――という話はわりと昔から言われていたのだが、最近の研究を久し振りに読み返してみたら、まさかの展開になっていた。 「そもそも島のケルトはケルトじゃない」 「中世以降のケルトは自称してるだけだった」 なんとアイルランドもウェールズも「ケルトを自称する別の何か」でケルト人の子孫じゃなかったのだ。 ******************************** 【旧来説】 ・ケルト人はローマに大陸から追い払われて島の片隅にしか残らなかった ・ケルト人が移住していったから製鉄技術が広まった ・「島のケルト」と「大陸のケルト」は少し違うものとして扱われる このあたりは知ってる人も多いだろうし、いま

    「島のケルト」は「大陸のケルト」とは別モノだった。というかケルトじゃなかったという話
  • 史上最大のいたずら「偽エチオピア皇帝事件」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    イギリス海軍が騙された「偽エチオピア皇帝」 この事件は1910年、ケンブリッジ大学の学生を中心としたグループが、 「イギリスを訪問中のエチオピア皇帝一行」に扮して、時のイギリス海軍をすっかり騙してしまった、という伝説的ないたずら事件です。 騙された当の海軍は激怒しますが、イギリス国民は海軍のマヌケっぷりに大笑いしたそうです。 ケンブリッジ大学の学生ヴェア・コール 事件の首謀者の1人ヴェア・コールは、ケンブリッジ大学の学生で家は大金持ち。 趣味はいたずら。 趣味を実行する時には莫大なカネを使って、「ガチ」のいたずらを仕掛けていました。 例えば、労働党の党首マクドナルドに変装して偽の労働党集会を開き、 労働組合をクソミソにこき下ろす一方、政敵のトーリー党を賞賛して労働党支援者を唖然とさせたり、 ヴェネチアのサンマルコ広場にトラック数台分の馬糞をまき散らしたり、 とにかくいたずらで人を驚かせるこ

    史上最大のいたずら「偽エチオピア皇帝事件」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • ローマ時代のブリタニアに暮らした黒人女性「象牙の腕輪の貴婦人」

    ローマ帝国といえば古代ローマ文明を築いたラテン人やカエサルのガリア戦記に記録が残るガリア人・ゲルマン人など、白人を中心とした社会というイメージを抱きがちですが、地中海沿岸全域を版図とした広大な帝国は、アエギュプトゥス(現在のエジプト)からマウレタニア(現在のモロッコ)までアフリカ北岸地域も含み、当然アフリカ系の人口も多く、アフリカを離れ現在のヨーロッパ・中東へと帝国内で移住する人々も多数いたようです。 現在のイギリス南部にあたるブリタニアはローマ帝国の北端、辺境とも言える場所ですが、属州化以降は多民族・多人種・多文化が共存するローマ化された社会となった時代がありました。 ヨークにあるローマ時代の遺跡で発掘された、通称「Ivory Bangle Lady(象牙の腕輪の貴婦人)」と呼ばれる女性の存在により、当時ブリテン島にアフリカ系の人々が住んでいて、その中には非常に裕福で社会的地位が高い人々

    ローマ時代のブリタニアに暮らした黒人女性「象牙の腕輪の貴婦人」
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