高知県北川村のイノシシ飼育場で、野生の子ザルがイノシシの背に乗って“ロデオ”を披露する姿が人気を呼んでいる。 京都府福知山市の市動物園では飼育するニホンザルがイノシシに乗る姿が脚光を浴びたが、こちらのサルはほぼ毎日のように山から出没。嫌がるイノシシにしっかりとしがみつく姿を、住民らも「愛らしい」と見守っている。 飼育場を所有する建設会社会長田所一作さん(75)によると、子ザルはニホンザルの雄とみられる。イノシシの餌の米や麦が目当てとみられ、昨年6月頃から飼育中のイノシシ約20頭と一緒に餌を食べる姿が見られるようになった。 背中に乗り始めたのは昨年10月頃。イノシシを追いかけ回して飛び乗り、何度振り落とされても果敢にトライし、必死にしがみついていたという。今では、砂煙を上げて体を揺らすイノシシの上で、パッと両手を離す曲芸も披露する。 田所さんは「民家の網戸を破くなど悪さをすることもあるが、無