大企業のトップや国政政党といった強大な力を持つ人間や組織が、ある日突然、あなたを裁判に訴えてきたら…。 悪いことをした覚えはない。受けて立つしかないけれど、どうしたらよいのか分からない。弁護士を探して依頼してみたものの、費用がかかる。いつ裁判が終わるのか分からない。負けたら賠償金を払えるのか。不安で眠れない。仕事も手に付かない…。 一市民にとって訴訟は、経済的、時間的、精神的に大きな負担となる。逆に、経済力や権力を持つ側の負担はさほどでもない。この「力の差」を悪用し、力を持つ人が持たない人に圧力をかける目的で起こす裁判がある。「スラップ(SLAPP)」だ。裁判の本来の目的から外れ「裁判の名を借りた嫌がらせ」であるため、米国の多くの州では規制されている。 スラップの狙いは、特に「表現の自由」を萎縮させること。自分の意に反する主張をする人に、巨額の賠償を求めて黙らせようとする。日本でもこの種の
大学入学共通テストに導入される英語民間試験に関する、萩生田大臣の「身の丈」発言が話題となっています。 萩生田大臣による問題発言の切り取りです。 英語民間試験の問題である経済格差、地域格差など公平性について、「あいつ予備校通っててずるいよな、と同じ。身の丈にあった試験を。」「人生で一回や二回は故郷から出て試験の緊張感を味わうのも大事。」などと発言。文科相とは思えない。 pic.twitter.com/OJlWilKgVH— Chris Redfield Ken (@redfield_ken) October 24, 2019 民間試験の受験料を何度も負担できる裕福な家庭や、受験会場近郊の都市部の家庭が受験機会が多く有利という問題が指摘されてきましたが、これに対して、萩生田大臣は「『あいつ予備校通っててずるいよな』って言うのと同じ」「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえばよい」と一蹴したという
【創作系譜論】サンデーでも告知が打たれていましたが、ナタリーでも。 natalie.mu 荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」の連載が、11月6日発売の週刊少年サンデー49号(小学館)で再開。また最終章に突入することが明かされた。 これは本日10月30日発売の同誌48号で告知されたもの。 連載当初から紹介していた作品の「最終章」というと感慨深いですね。 すでにこの作品は古典となり得る傑作の地位を確保し、農業を志す若者にとってのバイブルとなるでしょうけど、それでもきれいな締めくくりを期待し、確信しています。 ところで。 その、「連載当初の紹介」でも、「銀の匙」の基本設定が、ゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミンUP!」に似ているなあ、という話をしていました。 ・北海道を舞台に ・勉強はできるけど、居場所に悩む少年が ・馬に乗った同年代の少女と出会い ・そこから、自然や農の仕事に携わり、やり
(たぶん多くの人は全く興味がないと思いますが)おなじみラノベ天狗ことsrpglove氏と、カルト的な人気を誇るWeb小説「幻想再帰のアリュージョニスト」の作者homiya氏の世紀の一戦について、自分なりに論点を整理してみたいと思います。 経緯についてはこちら(srpgloveさん自身が書いているので細かい記述を鵜呑みにしないように)。 とりあえずの発端であるsrpgloveさんの発言について。 アリュージョニスト、気に食わない人間を無断で作中に登場させて揶揄するような作品なので、もともと「倫理」からは外れてますよ(これは擁護ではなく批判です)— 佐藤葵@みんなをディフレクト (@srpglove) October 27, 2019 「アリュージョニストは気に食わない人間を無断で作中に登場させて揶揄するような作品である」という命題を分割すると (1) homiyaさんにとってsrpglove
キリヤマ太一先生のご逝去についてお知らせいたします。 かねてより弊社にて健筆を振るっていただいていたキリヤマ太一先生が、本年7月下旬にご逝去されました。 言葉には表しがたい悼みとともに、 キリヤマ先生のご冥福を心よりお祈りいたします。 編集部一同
献血募集ポスターに『宇崎ちゃんは遊びたい!』の3巻表紙絵が流用されて、さまざまな議論があったらしい。 宇崎ちゃんは遊びたい! 3 (ドラゴンコミックスエイジ) 作者: 丈出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/07/09メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 流行にうといもので、漫画のタイトルすら聞きおぼえがなく、私個人はどの立場からも確信をもって主張しがたい。 ただ、下記の匿名記事には首をかしげるところがあったので、いくつか記録をかねて書いておく。 表現の不自由展と宇崎ちゃんのポスターの共通点について まず論争の発端からして事実誤認をしていないかという疑問がある。 例によっていつもの太田啓子弁護士の適当に難癖を付けて周囲のフェミニストを焚き付けて、いい感じに燃え始めたら自分はつぶやきを消して「え、私、そんなこと言いましたっけ」となかったことにしようとする火付けしぐ
神奈川県でのドキュメンタリー映画『主戦場』上映中止*1につづいて、三重県で表現の不自由をテーマにした作品が展示できなくなったという。 www.chunichi.co.jp 問題視されたのは、同市柏町のグラフィックデザイナー花井利彦さん(64)が制作したB2判のポスター「私は誰ですか」。黒を背景に、赤く塗られた手のひらと石を配し、左上には中国人従軍慰安婦像の写真をコラージュした。「私は誰ですか」と中国語、ハングル、英語、日本語で添えてある。「表現の不自由」をテーマにしたという。 伊勢市長の鈴木健一氏によれば「あいちトリエンナーレでは脅迫やテロ行為の予告もあった。われわれは市民の生命と財産、運営の安全性を第一優先に考えて判断した」という理由でとりやめさせたという。 つまり実際に脅迫がない段階で、公権力が表現を規制させたのだという。これで表現を弾圧したい側は、実際に脅迫をおこなうというリスクを負
他のプロスポーツの大きな興行と重ならないように 東京都だって、夏がクソ暑いの分かっててオリンピックやりたいと挙手して、森喜朗さんやら猪瀬直樹さんやらが頑張って、滝川クリステルまで「おもてなし」とか適当なこと言って勝ち取ったわけじゃないですか。このオリンピックを成功に導けると思って頑張っちゃったんですよね。まるで勝てると思って打って出た太平洋戦争みたいじゃないですか。甘い見込みででかい冒険かまして大失敗って、戦後かなり経ってもまだ懲りてないんでしょうか、我らジャパニーズは。 それが、どうしてこんなことになっちゃったのかって。 元を糺せば、ロイターの記事にもある通り、他のプロスポーツの大きな興行と重ならないように、ビジネス上の問題も含めて真夏にオリンピックを開催することが決まっていたわけですよ。 「米国では、ナショナルフットボールリーグ(NFL)のシーズン開幕や野球の大リーグ(MLB)プレイオ
アルテイシアの熟女入門 2019.12.24 公開 ポスト 「おっぱい大きいねー!」と言った彼にこのJJコラムの感想を聞かせてほしいアルテイシア 顔や二の腕は膨らむのに、乳はしぼむ。これもJJ(熟女)のSF(すこしふしぎ)現象だ。ちなみに背中も膨らむので、ブラのアンダーがきつくなる。 私は二十代から体重はほぼ変わっておらず、ぽっちゃり人生をのしのしと歩んできた。体重は変わらなくても、加齢によって「締まりのあるデブ」から「ダルダルのデブ」へとデブの種類が変わるのだ。この2つはフドウとハート様ぐらい違う。 とはいえ世紀末に住んでるわけじゃないので、デブの種類が変わっても困らない。脂肪が多い方が飢饉に強い・水に浮くなどのメリットもある。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く