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ブックマーク / gendai.media (276)

  • 正しくないものを絶対許さない人々と国家…これは「日本の近未来」なのか(石戸 諭) @gendai_biz

    桐野夏生の新作『日没』は、時代と激しく摩擦する一冊である。舞台はおそらく近未来の表現が「不自由」になってしまった日、主人公は女性エンタメ作家、彼女が「総務省文化局・文化文芸倫理向上委員会」(ブンリン)から召喚状を受け、携帯電話すら通じない作家収容所に入れられ“療養”が始まる……。 それだけを記すと、権力との対峙を描いた社会派小説だと思うかもしれない。しかし、この小説の真価は「対峙」にはない。全篇を通して鋭く問われるのは、誰が表現を不自由にしていくのか、誰が、綺麗で、正しく、美しい言葉だけが広がる社会を欲望しているのか、である。果たして、その答えは――。 現実が小説に追いついてきた 《最初に作家の収容所という構想を思いつきました。そこから収容所や全体主義を描いた小説を読んだり、資料を集めたりしていました。連載は2016年から始まりましたが、そのときから時代に追いつかれているかもしれないと思

    正しくないものを絶対許さない人々と国家…これは「日本の近未来」なのか(石戸 諭) @gendai_biz
  • 意外と知らない…『転生したらスライムだった件』が常識を超えて「爆発的ヒット」したワケ(飯田 一史) @gendai_biz

    2010年代に商業的成功を収めた『転スラ』 伏瀬『転生したらスライムだった件』は、著者が丸山くがね『オーバーロード』の影響を受けて「小説家になろう」で2013年2月から連載し、2014年5月からマイクロマガジン社より書籍版が刊行され、2015年3月から始まったマンガ版は18年10月からのTVアニメ化以降、講談社の決算を左右するレベルの爆発的な売上となった。 20年9月には出版物の累計発行部数は2000万を超え、2010年代にスタートしたウェブ小説ライトノベルの中でもっとも商業的に成功した作品のひとつとなった。 ラノベ業界の地殻変動の象徴 伏瀬は「なろう」に投稿する以前は、電撃小説大賞に送ろうと思っていたという。 電撃小説大賞は上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』などを輩出し(正確には上遠野は前身の電撃ゲーム小説大賞出身)、電撃文庫を文庫で刊行されるライトノベルレーベルの覇者に押し上げるこ

    意外と知らない…『転生したらスライムだった件』が常識を超えて「爆発的ヒット」したワケ(飯田 一史) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2021/01/31
    スライムがカワイイ(←スライムが現在の形状なのは鳥山明のデザインがすべてな気がする)
  • 二階俊博、会食自粛で「ひとり食べる」弁当に不満が爆発寸前(週刊現代) @gendai_biz

    現在はひとり暮らし 「二階幹事長は、夜は連日びっしり会合の予定が組まれていました。しかしすべてキャンセルとなり、議員宿舎と党部の幹事長室を行き来する生活を送っています」(全国紙・二階番記者) 新年1月8日、二階俊博幹事長は党所属の国会議員に「会自粛令」を発令した。「飲を伴う会合への参加を控えること」や「20時以降の不要不急の外出自粛の徹底」を要請したのだ。 もとはといえばその2日前、自民と立民の両国対委員長の間では、国会議員の夜の会についてルール作りを検討することで合意していた。 「しかし、自民党の森山裕国対委員長は当初から及び腰でした。森山氏は『菅総理と二階さんが仕事にならない』と漏らしており、会政治活動の柱にする2人の存在を常に気にしていたようです」(自民党中堅議員) 菅総理はホテルでの朝に要人を呼び、会合を行ってきた。一方、二階氏も昼夜の会で縦横無尽の動きをしてきた。

    二階俊博、会食自粛で「ひとり食べる」弁当に不満が爆発寸前(週刊現代) @gendai_biz
  • 映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz

    日1月3日、夜9時から新海誠監督の『天気の子』が地上波で初めて放送される。映画公開時の2019年8月に批評家の杉田俊介が現代ビジネスに寄稿した同作の批評を再掲する。 【稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天野陽菜(ひな)――天に祈ることで天候を晴れに変える力をもった「100%の晴れ女

    映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2021/01/04
    子供たちに世界の命運を押し付けることの方が残酷だと思うんだが。/あの世界の大人たちは未曽有の自然災害に対処してると思うよ。
  • 話題の映画『えんとつ町のプペル』に抱いた「強烈な違和感」(飯田 一史) @gendai_biz

    しばしば物議を醸して炎上しているお笑い芸人で絵作家のキングコング西野亮廣が原作・製作総指揮・脚を務め、『マインドゲーム』『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』などで国際的に高い評価を得ているSTUDIO 4℃が制作した3DCGアニメーション映画『えんとつ町のプペル』が2020年12月25日に公開された。 絵から大幅にシナリオが加筆されていたのだが、この加筆によって、より西野の思想の問題点を露呈させる作品になっていた。 絵映画『えんとつ町のプペル』とは 原作絵は2011年頃に西野が着想を得て、14年夏に格的な分業体制構築の準備に入り、クラウドソーシングとクラウドファンディングを使い、15年春から分業でイラストパートを製作を再開し、16年10月に幻冬舎から刊行、20年12月現在部数は57万部。 映画パンフレットによれば、絵刊行と同時期の16年秋にはプロジェクトが動き出し、Vコンテ(

    話題の映画『えんとつ町のプペル』に抱いた「強烈な違和感」(飯田 一史) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2021/01/04
    世界設定の矛盾に対しては同意。
  • 「ジェンダー炎上」が注目された2020年。「失敗する企業」に足りないものとは(治部 れんげ) @gendai_biz

    2020年も残りわずかとなった。今年の後半は「ジェンダー炎上」について様々なメディアが取り上げていた。もともと炎上事例をよく紹介していたウェブメディアやインターネットテレビに加え、ラジオや新聞でも取り上げられるようになり、ジェンダー問題に関する取材や企業への助言などを行う私も取材にこたえる機会が増えた。 ジェンダー炎上とは、古い男性像・女性像を描いた広告やCMがSNS上で多くの批判を集めて収拾がつかなくなることを指す。この記事では、今年起きたジェンダー炎上を振り返りつつ、再発防止の方策や、ジェンダー視点で優れた広告を紹介したい。 ※稿は、12月23日に下北沢の屋B&Bで開かれた「炎上するのが怖いからジェンダー問題には触れないなんて、言わないで欲しい」と題した対談イベントの内容をもとにしている。 イベントでは数々の話題作を手掛け、「広告界の革命児」と呼ばれるThe Breakthroug

    「ジェンダー炎上」が注目された2020年。「失敗する企業」に足りないものとは(治部 れんげ) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2021/01/01
    ニッチを狙った広告プロモ否定されてる感じがして不快。↓チュチュアンナとアツギは絵としてのニーズが違うので比べること自体がおかしい。アツギの絵でどうしたらよかったのか。
  • 最期の3週間は水と塩だけ…餓死した無戸籍母と子が直面した「日本社会の闇」(井戸 まさえ) @gendai_biz

    コロナ禍でのクリスマス・イブの夜、産経新聞が流した一のスクープが大きな話題となっている。 「《独自》無戸籍の親子宅で母親餓死 大阪 『助け求められず』」 大阪府高石市で9月、無戸籍の女性が餓死したが、女性は死亡当時78歳とみられ、同居していた息子(自称49歳)も無戸籍だった。「生活費が底をついた。自分たちには戸籍がなく、救急車を呼ぶことや市役所への相談はできなかった」と話したという。 なぜこの母子は社会福祉の網から漏れてしまったのだろうか。なぜ行政はかれらを見つけられなかったのだろうか。 令和時代の『誰も知らない』 「母親が亡くなった」。息子が近所の男性に助けを求めてきたのは今年の9月のことだった。男性が自宅を訪ねたところ、住人の高齢女性が布団の上で倒れており、既に死亡していた。餓死だった。 女性は内縁の夫と息子と3人暮らしだったが、2016年に夫が死亡。その遺産の数百万円を切り崩して生

    最期の3週間は水と塩だけ…餓死した無戸籍母と子が直面した「日本社会の闇」(井戸 まさえ) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/12/29
    “戦災孤児だった可能性もあるというが”まだ戦後なんだな。
  • 47歳でセミリタイア&地方移住を決めた「あるフリーランス」の末路(中川 淳一郎) @gendai_biz

    ネットニュース編集者・PRプランナーとして「NEWSポストセブン」など様々なニュースサイトの編集を手掛けてきたネット界隈の異端者・中川淳一郎氏。今年8月、47歳にしてセミリタイアを宣言し、佐賀県唐津市に移住した彼は今、一体何をしているのか、また、何を考えているのか。これまでの仕事人生を振り返りつつ、これからの野望を綴ってもらったーー。 労働者人生23年目にして得た「自由」 2020年8月31日、47歳と10日をもって私はネットニュース編集者・PRプランナーとしての人生をセミリタイアした。現在は佐賀県唐津市で細々と生活している。 「細々と」とは言っても、あくまで「自分比」である。上の2つの仕事を辞めただけで、ライターとしては月に40ほどの連載を維持している。収入的には激減したものの、そこそこの生活はできている。 とにかく、年間364日編集者として働く生活がキツくなったので、47歳という若

    47歳でセミリタイア&地方移住を決めた「あるフリーランス」の末路(中川 淳一郎) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/12/28
    まだ東京で消耗しているの?(←みたいな感じにはならないと思うが)
  • 2020年、日本で「陰謀論」にどハマりする人が急増したワケ(真鍋 厚) @gendai_biz

    にも出現した「Qアノン」 新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)によって、アメリカ発の陰謀論である「Qアノン」がイギリスやドイツ、オーストラリアなどの国々にも拡大しており、日においても米大統領選の騒動をきっかけにその影響力を増しています。 ブルームバーグは最近、日にQアノンの支部が出現したことについて報じています。 「ソーシャルメディア分析会社グラフィカの調査によると、日国内のQアノンのコミュニティーは独特の用語や行動様式、インフルエンサーを持ち、国際的に最も発達した支部の1つとなっている。トランプ大統領の側近だったマイケル・フリン元米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を崇拝する動きも目立つという」(日にも「Qアノン」、独特な信奉者集団は陰謀論の世界的広がり示す/Bloomberg)。 Qアノンとは、一部のエリートから構成される悪魔を崇拝する小児性愛者の秘密結

    2020年、日本で「陰謀論」にどハマりする人が急増したワケ(真鍋 厚) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/12/14
    "小児性愛者の秘密結社が、"この陰謀論が、「日本のアニメは児童ポルノ」論と合流する日は来るのかどうか?表現の自由戦士としては気になる。
  • 2020年最大のヒット「YOASOBI」が“異例の大ブレイク”を果たすまで(柴 那典) @gendai_biz

    2020年を代表するヒット曲は何か――。 その筆頭候補にあげられるのが「小説音楽にするユニット」YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」だろう。 YOASOBIとは、コンポーザーAyaseとボーカリストikuraによるクリエイターユニットだ。昨年11月に同曲がYouTubeに公開された段階では全く無名な存在だったが、ネットを通じて徐々に支持を拡大。テレビの情報番組でも取り上げられるようになり、5月下旬にはBillboard JAPAN総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」で総合1位を獲得した。 その後もロングヒットを続け、CDは未リリースながら同曲のストリーミング累計再生回数は2億回を突破、ミュージックビデオの再生回数は1億2千万回を突破(2020年11月末現在)というモンスター級の数字を叩き出している。 12月4日に発表されたBillboard JAPANの2020年年間チ

    2020年最大のヒット「YOASOBI」が“異例の大ブレイク”を果たすまで(柴 那典) @gendai_biz
  • 神田伯山の魅力は「現代と向き合っている」ことに尽きる…一体なぜか?(山本 ぽてと) @gendai_biz

    いま伝統芸能の世界がアツい! なぜおもしろいのか、どうおもしろいのか? 歌舞伎や落語、講談、浪曲、さらにはストリップまで、それぞれのシーンに新風を吹かせる若き革命児たちが台頭している。新刊『伝統芸能の革命児たち』著者の九龍ジョーさんに伝統芸能の魅力を聞いた。 神田松之丞が神田伯山になるまで ――新刊『伝統芸能の革命児たち』では様々な芸能者たちが紹介されますが、その中でも主役の一人と言っていいのが神田伯山さんですよね。 ちょうど最初に書いた原稿が、2015年のゴールデンウィークに当時の松之丞さんを末廣亭の深夜寄席で見るところからはじまります。ある意味、このは松之丞が伯山になるまでの、数年間の軌跡とも言えるかも。それは他の伝統芸能のジャンルにも言えて、これからの時代を担う30代40代が、大きな名前を襲名し、中核を担っていく。ちょうどそういう季節だったと思います。その象徴となる人物の一人が神田

    神田伯山の魅力は「現代と向き合っている」ことに尽きる…一体なぜか?(山本 ぽてと) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/12/09
    目が怖い
  • 批判噴出の「学術会議問題」、一番深刻な問題は「ブレーンの不在」だ(河合 幹雄) @gendai_biz

    学術会議問題で見落とされていたこと 日学術会議の会員候補者6名を、菅内閣が任命拒否した件をめぐって、様々な議論が巻き起こっている。政府が任命拒否の理由を説明しないことへの批判、学術会議の在り方の見直しが必要などである。 私は、それらの議論に加わるつもりはない。この事態を「自民党と学者の関係」という広い視野で捉えなければ、より重大な問題を見落としてしまうと考えている。 この事件の報道を見たときの第一印象は、丸山眞男逮捕の再来というものであった。なにしろ6人の任官拒否対象者の人選が出鱈目で、後付けの説明さえできない状況だからである。 丸山逮捕の際には、丸山が共産党シンパであるという、とんでもない勘違いの結果であった。今回も、これに近い。 誰が選抜したかの責任追及している場合ではない。責任をもって選んだ人がいないのではないか。政府にブレーンがいないのではないかという危機感、これを指摘したい。

    批判噴出の「学術会議問題」、一番深刻な問題は「ブレーンの不在」だ(河合 幹雄) @gendai_biz
  • アメリカでの「ポリコレ」の加熱のウラにいる「i世代」の正体(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    なぜアメリカの大学ではポリティカル・コレクトネスを重視する風潮が強まったのか。連載では、その要因を「世代」にスポットを当てながら社会学的・心理学的に分析した書籍『アメリカン・マインドの甘やかし』(未邦訳)の議論を紹介する。 第一回:「アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由」 第二回:「「ポリコレ」を重視する風潮は「感情的な被害者意識」が生んだものなのか?」 ポリコレと「世代」の関係 前回と前々回の記事では、アメリカの大学で起こっている「ポリティカル・コレクトネス」にまつわる問題における特徴について、憲法学者のグレッグ・ルキアノフと社会心理学者のジョナサン・ハイトが共著『アメリカン・マインドの甘やかし:善い意図と悪い理念は、いかにしてひとつの世代を台無しにしているか(The Coddling of the American Mind: How Go

    アメリカでの「ポリコレ」の加熱のウラにいる「i世代」の正体(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/12/05
    "「i世代」論は、いわゆる「若者論」の一種であると言える。"はてな論壇のあの人の出番だ!!(自分は非表示にしてるのでどんな反応してるか見えないが)/文化批判になってて辛い
  • アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    アメリカの大学で起きていること 言語学者であるスティーブン・ピンカーが、発言が差別的であると批判され、アメリカ言語学会から「除名」されかけた騒動をはじめとして、アメリカでは学生による大学教授への攻撃や特定の言論に対する抑圧が問題化している 。 その背景には、気に入らない人物の過去の発言を取り上げて集団で糾弾することでその人の社会的地位や活躍の場を奪おうとする「キャンセル・カルチャー」の風潮がある (詳細は以下の二つの記事を参照:〈「世界的知性」スティーブン・ピンカーが、米国「リベラル」から嫌われる理由〉〈一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態〉)。 発言や行動が差別的な意味が含まないように配慮する、場合によってはそうした観点から影響力のある人物の差別的な発言を批判する――こうした「ポリティカル・コレクトネス」を重視する風潮は、アメリカでも日でも加熱してい

    アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • 「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」(平河 エリ) @gendai_biz

    フォーシーズンズ? その日、世界中の人間が、「これは一体何の冗談なのだろう」と考えた。トランプ弁護団のリーダーであるルディ・ジュリアーニが会見を開き、「(大統領選の)票は海外で集計されている」などという、根拠のまったくない陰謀論を熱心に語っていた。言うまでもなく、彼の主張の核心は「だからバイデンの当選はおかしい、当ならトランプが当選していた」というものである。 内容も噴飯ものだったが、世間の失笑を買ったのは会見の場所だった。トランプは「フィラデルフィアの『フォーシーズンズ』で会見をする」とツイートをしていたのだから、当然、高級ホテルチェーンのフォーシーズンズ・フィラデルフィアで会見が行われるものと誰もが思っていた。 しかし……実際に会見が開かれたのは「フォーシーズンズ・トータル・ランドスケーピング」と名付けられたフィラデルフィアの造園会社の駐車場で、隣にはアダルトショップ「ファンシーアイ

    「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」(平河 エリ) @gendai_biz
  • バービーが大声で言いたい、スピリチュアルが好きで何が悪い(バービー)

    「最も信頼おける言葉をもつ芸人」のひとり、フォーリンラブ・バービーさんによるFRaU web連載「音の置き場所」(毎月1回更新)。11月4日には、連載を一冊にまとめた初エッセイ集『音の置き場所』が発売されました。 誰もが抱えているモヤモヤについて、バービーさんが思っていることを自身の言葉で綴っている連載の最新回は「スピリチュアル」がテーマ。この言葉を聞くと、「ヤバイ」「危ない」「怪しい」などのイメージを持ってしまいがちですが、大学時代に遡り、バービーさんが音をぶつけます! バービー連載「音の置き場所」今までの連載はこちら スピリチュアルなものへのアレルギー反応 コロナの影響で、激務から解放されたとしても、人々はまだ疲れから抜け出せない。自粛疲れ、SNS疲れ、自己肯定感ブーム疲れ、新しいプレッシャーが次から次へと泉のように湧いて止まらない。私自身も今、各所で音を言いすぎて少し疲弊し

    バービーが大声で言いたい、スピリチュアルが好きで何が悪い(バービー)
    kangiren
    kangiren 2020/11/27
    スピリチュアルと哲学を一緒にして大丈夫なの?
  • 大人が知らない間に「若者のライトノベル離れ」が起きていた…!(飯田 一史) @gendai_biz

    ライトノベルの読者年齢が上がっているとよく言われる。中心読者は30代である、と。 筆者も何人かの編集者にヒアリングしてみたが「昔と比べると中高生読者は減った」「平均年齢が上がった」と現場でも言われているようだ。 それではラノベはもう10代に読まれなくなったのかというと、これが微妙なところだ。 中高生のラノベ受容、知られざる実態 異世界ファンタジーなどのジャンルは基的に年齢が上にスライドした一方、2011年から19年まで刊行された渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫。通称「俺ガイル」)以降の青春ラブコメものや、2019年から刊行が開始された二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』(電撃文庫)などの幼なじみもののラブコメは比較的若い読者が付いていると言われている。 もうひとつ、TVアニメ化されて話題になると中高生にも“下りてくる”(広まる)ことが多い。 アニメ化以

    大人が知らない間に「若者のライトノベル離れ」が起きていた…!(飯田 一史) @gendai_biz
  • 劇場版『鬼滅の刃』の“異常ヒット”に、どうしても「不気味さ」を感じてしまうワケ(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    映画はあくまで「アニメの続き」 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』のヒットがすごいとおもうのは、これが完結した作品ではないという点である。 テレビアニメの続編である。しかも完結編ではない。 アニメシリーズが放送されたのは2019年の4月からで、東京では「TOKYO MXテレビ」で放送された。 アニメ『鬼滅の刃』の放送は土曜の23時30分からだった。 土曜23時30分というのはそこそこ人気の枠ではあるが、あくまでMXだし、遅い時間である。全国民に見てもらおうと企画されたものではない。 2019年4月から9月まで26話放送された。 映画は、その続きである。 アニメ26話の最後で“無限列車”が走り出して、炭治郎たち三人は飛び乗る。列車が突き進んでいくシーンで26話が終わる(煉獄さんと鬼の魘夢(えんむ)が少しだけ映る)。 そして映画も、無限列車が走り出して炭治郎たちが飛び乗るシーンから始められる。ふ

    劇場版『鬼滅の刃』の“異常ヒット”に、どうしても「不気味さ」を感じてしまうワケ(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/11/18
    ヤマト・ガンダム・エヴァンゲリオン。
  • 二階俊博vs.河野太郎「お前に政治ができるのか?」(週刊現代) @gendai_biz

    妖怪ニカイに、気鋭のタロウが嚙みついた! 新旧交代は、どんな業界でも起こり得る。多くの場合、老人は分が悪い。だが政治の世界は事情が違う。若さだけでは乗り越えられない壁があるからだ。発売中の『週刊現代』が特集する。 政治家たるもの…… 田中角栄が総理になる前、一度だけ宮澤喜一を酒席に誘ったことがある。 「たまには一杯やるか」 宮澤は付き合いが悪いと言われていた。当然、角栄もそんなことは承知していたが、角栄は嫌がらせをしたかったのではない。 「腹を割って話そうや」 政治家たるもの、自己中心的に周囲と馴染むこともせず、いちいち人を遠ざけているようでは器が知れる。「あんたと話をしたい」と、懐の広さを見せるのがリーダーというものだ。 当時の宮澤は、理論と議論先行で、頭でっかち。東大卒のエリート風を吹かせる嫌味な男とされていた。総理候補ともあろう者が、そんなことで良いはずがない。角栄は、「政治のなんた

    二階俊博vs.河野太郎「お前に政治ができるのか?」(週刊現代) @gendai_biz
    kangiren
    kangiren 2020/11/01
    田中角栄的なものにさよならを。
  • 史上最悪の大量殺人「津山三十人殺し」猟銃と日本刀で村人を襲った男の真実(石川 清) @gendai_biz

    一晩で30人を手にかけた「大量殺人」 1938年、岡山と鳥取の県境にある山間の村で、深夜のわずか1時間あまりの間にたった一人の若者の手で、30人の老若男女が惨殺された。世にいう“津山三十人殺し(津山事件)”である。 横溝正史の金田一耕助シリーズ『八つ墓村』のモデルになった事件といえばピンとくるだろうか。 徐州陥落に沸く日中戦争のさなかであるにもかかわらず、事件の報は日中の人々を震撼させ、当時の新聞は一面で事件の詳細を伝え続けた。 しかし犯人は警察に逮捕されることなく、事件直後に近くの山中で自ら命を絶った。このため、事件の詳細は明かされないまま、警察の捜査は中止された。 その後も事件の詳細が不明のままだった最大の理由は、警察の捜査資料をまとめた「津山事件報告書」が、戦後しばらく閲覧できなくなっていたからだ。そのため1970年代から80年代にかけて、松清張や筑波昭らの著作が事件を伝える主な

    史上最悪の大量殺人「津山三十人殺し」猟銃と日本刀で村人を襲った男の真実(石川 清) @gendai_biz