「AKIRA」の大友克洋氏に紫綬褒章 Tweet 紫綬褒章を受章した喜びを語る大友克洋氏 政府は秋の褒章受章者を発表した。世界的な人気漫画「AKIRA」で知られる漫画家で映画監督の大友克洋氏(59)が学術、芸術、スポーツ分野の功労者をたたえる紫綬褒章を受章。アニメ監督としては1998年の高畑勲監督(78)以来、15年ぶり2人目。大友氏は漫画家生活40年の経験を踏まえ、同じ道を志す若者に「自分が面白いと思うことをやり通すことが大事」とメッセージを送った。公共の利益に貢献した人が対象の藍綬褒章は、音声合成ソフト「初音ミク」を開発した札幌市のIT企業「クリプトン・フューチャー・メディア」社長の伊藤博之さん(48)ら。 都内の会見場で無数のフラッシュを浴びた大友氏は照れくさそうに喜びを語った。「まさか自分が対象になるとは思ってなかった。もう、そんな年になったのかな」。73年に「漫画アクション」に掲