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ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (5)

  • 5/18 コンパクトシティーが切り捨てだという珍論 - きょうも歩く

    ついつい日のこれから「地方衰退」後半に突入。 コンパクトシティーと郊外型スーパーの開店規制についての話に移っていったが、これを効率化として批判していて論点がずれている。コンパクトシティーは、昔ながらの地方のあり方で、昔の日は農村まで含めて集中して暮らしてきた。なぜなら、農業には共同作業が必要で、かつ農村共同体を維持していくためには、顔の見える距離で人が住まなくてはならないからだ(その最も効率的な姿を示すのが、江戸時代に開発された埼玉県三芳町・所沢市に残る三富新田である)。 番組の中の参加者は、コンパクトシティーに対して、強制移住だ、郊外住民の切り捨てだ、という批判が多かった。三宅アナがアウトドア派なのか、そういう煽り方をしていたなぁ。しかし、地方都市や農村のスプロール化は、東京の郊外居住をまねしてクルマの便利さにものを言わせて進んできたことである。そして消費活動を東京資に売り渡し、自

    5/18 コンパクトシティーが切り捨てだという珍論 - きょうも歩く
  • 12/30 橋下大阪市長の労組バッシングの問題 - きょうも歩く

    橋下大阪市長が労働組合をスケープゴートにしはじめている。該当する新聞記事のツイッターの反応を見ていると感覚的には喝采6割、心配2割、反対2割ぐらいな感じである。すっかり労組を悪者にしてバッシングする政治風土は定着しつつある一方で、そんなことやっても政治家としての品位を下げるだけではないかと心配したり、小泉の二番煎じは通用するのかと橋下氏を心配する声が出始めていることも注視したい。 (長文なので「続きを読む」をクリックしてください) 政治的には、1970年代の労組がもっとも力を持っていた時代を前提に、野党の支持団体であり、最もたたきやすい労働組合をバッシングの対象としたサッチャーや土光敏夫(彼については中曽根氏が国労だけに標的を絞り、他の労組を国労から引きはがして労組を政府と定期的に協議するシステムを作ったので若干異なるが)が行ったような改革のやり方の延長が、今みたいな労働組合の状況で、たた

    12/30 橋下大阪市長の労組バッシングの問題 - きょうも歩く
    kangiren
    kangiren 2011/12/31
  • 7/14 代案なき首相不信任案はファシズムの道 - きょうも歩く

    朝日新聞の松下さんという論説委員が面白いことを書いている。 私と同じように菅首相の問題を指摘しつつも、支えるべき人まで含めて辞めろ、退陣せよという状況に苦言を呈している。その批判は同僚の論説委員室にも向けられていることも良い。 代案なき不信任案の危険さについて私も過去書いたが、松下論説委員も同様の指摘をしており、ファシズムの入口だと言いきっている。 ファシズムの最大の特徴は、政治的主張が同じ社会に複数存在する前提が否定され政党が無くなることだが、今や政治について一般市民が口にすることは政党なんかなくなって、という言葉である。 今の憲法も、谷垣や大島や山口や小沢や鳩山が、思想も展望もない不信任案を出すとも思わなかっただろう。しかしこれが歴史性や慣習を全く無視して、やれることはやるという欲望追認型の民主主義の姿なのだろう。 先日、中国が新幹線技術の特許申請をしているということでJR東海があわて

    7/14 代案なき首相不信任案はファシズムの道 - きょうも歩く
    kangiren
    kangiren 2011/07/15
  • 1/8 社会民主主義者との再会 - きょうも歩く

    先日、社会民主主義者の同志たちと事会をした。 ●1964年から1976年まで続けられた旧社会党のなかで原理的な社会主義者と、社会民主主義者との論争は、1976年の江田三郎の離党で社会民主主義側の完敗となって終わった。 一方、世界的には日での社会民主主義者正統派とてし名乗ってきた民社党は、非マルクスの社会主義政党という性格から高度成長を経て、右手にナショナリズムを掲げる党人派と、左に民間大手労働組合の政治代表として機能を特化するようになった。その過程で欧州社民が取り組んだ課題から取り残され、家父長制的な倫理をベースに、減税や配偶者や扶養家族への所得控除の拡大など、企業内福祉や家庭内福祉に依存を深める社会構造の強化を求め続けた。 結果として1970年代後半から日において社会民主主義をきちんと伝承する政治勢力は社民連と社会党の密教的なところしかなくなり、その伝統は、江田三郎に死亡する直前に

    1/8 社会民主主義者との再会 - きょうも歩く
    kangiren
    kangiren 2011/01/09
    ↓代々木の共産党も党名変更を真剣に考えるべきでは?
  • 5/1 市民派がみんなの党を応援するには説明責任が必要ではないか - きょうも歩く

    新自由主義を徹底せよという主張にしか見えないみんなの党に川田龍平氏が入党し、さらに地方選挙、次の参院選で小泉構造改革を批判してきた市民派無所属の人たちがみんなの党から立候補している。兵庫ではみんなの党の候補者の人間関係から、新社会党に関係も深い市民派の人たちも、みんなの党を応援するようなことにもなるようだ。 理解しようと思えばできるが、筋論としてどうなのかと思う。 みんなの党の新自由主義的なところと、批判してきた小泉構造改革的なものと、何が違っているのかきちんと説明なしに選挙をすることは、民主主義の質を下げるのではないかと思う。 民主党もそういうところを逃げて、ムードづくりだけで乗り切って、今日のような混乱状況が起きているのだと思う。二大政党に対抗する第三勢力論では、自民党に対抗する第二勢力、民主党と何も変わらない。きちんと理念や思想の方向性は統一して明示して選挙をしないと、第三勢力は民主

    5/1 市民派がみんなの党を応援するには説明責任が必要ではないか - きょうも歩く
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