福岡市立中学の教諭が2日、福岡・南署に道交法違反(無免許、酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された。市の職員・教員の逮捕者は4日間で3人目。2日に逮捕された教諭を含め、うち2人はアルコール依存症の治療中だった。記者会見を開いた高島宗一郎市長は「懲戒免職も含めて厳しい態度で臨む」とする一方、アルコール依存症の職員・教職員の現状を把握してサポート態勢を取るべく、専門部署の設置を検討する考えを示した。 2日に逮捕されたのは、同市南区若久1、市立城西中教諭、川野伸治容疑者(50)。逮捕容疑は同日午前2時20分ごろ、自宅近くで、酒気帯びのまま無免許でバイクを運転したとしている。県警によると、基準の4倍に当たるアルコールが検出され、免許停止処分中だった。 市教委は、川野容疑者がアルコール依存症治療で休職を重ねていたことを明かした。今後、校長ら所属長が、休職中、休暇中の教職員と定期的に会い、その記録を残