「これはTBドラマ小説です」 わからない人はこちらからどうぞ♪ ☆第1章~第2章 ☆第3章 *********************************************** 22歳。 お酒も飲めるようになたし、お化粧だってちゃんとできる。 女同士のつきあいだってそつなくこなせるし、男の子の誘いだってうまくかわすことくらい覚えた。 まだまだ大人の女性とは言えないだろうけど、やっぱりもう子供じゃない。 でも私の心は・・・? きっと、あの14歳の頃から何も変ってないんだ。 私は思い出の”この場所”でひとり。 広がる街の景色を眺めながら、昨日のことを思い返していた。 「あの・・・!また・・・会えるかな?!」 歩き始めた私の背中にヨシノの声が響いた。 振り返ると、ちょっと照れたようにヨシノは言う。 「あ、いや、その・・・携帯電話のお礼もちゃんとしたいし・・・なんて思って。」 ああ・・・