第1章~第2章 第3章 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 【第6話】 振り向くと、そこにはケイがいた。 俺のバイクの横で、ちょこんとしゃがんで俺の事を見上げている。 「アンタ、本当に馬鹿だよね」 ケイは、呆れ顔で言った。 「なんだよ! 俺みたいな馬鹿な奴の事待ってる人なんていないんじゃないのかよ!」 ケイが待っていてくれた事が嬉しくて、俺は思わずニヤつきそうになったが、それをケイに悟られないように、わざと視線を剃らしてふてくされたように言った。 「うん、私以外はね。 だから、有り難く思いなさいよぉ~!」 ケイは、立ち上がって俺の目の前まで近づくと、『ピン』と俺のおでこを指ではじいた。 「いってぇ~! 何すんだよ!」 「この電話番号、何? 新手のナンパ? 今時こんな手を使うなんて、アンタ本当の馬鹿でしょ? しかも、店員に羽交い絞めにされてさ・・・ 本当・・・アンタって・・・」 ケイが必
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