1.特集「漱石・鴎外の消えた『国語』教科書」 定番教材は消えない 文芸雑誌『文学界』が「漱石・鴎外の消えた『国語』教科書」という特集を組んで話題になったことがありました(2002年9月)。中学生用の教科書教材として夏目漱石と森鴎外が取り上げられなくなっているという事実をふまえ、国語教科書について再考しようとした特集です。 この特集の中で「現行の『国語』教科書をどう思うか?」というアンケートが行われ、49名の作家、評論家からの回答が掲載されました。4つある質問のうちの1つが、翌年4月からの中学国語教科書に掲載されている作品の一覧表を示した上で、「この国語教科書について、どのように思われますか」とたずねたものでした。 回答を見ていて目立ったのは、次のようなタイプの感想です。 「走れメロス」がどの教科書にものっているのがふしぎ、この作品の文学的価値はさておき、これを「友情」を美徳とする物語として
訟師の中国史 ─国家の鬼子と建訟 夫馬 進 著 筑摩選書 四六判 352頁 刊行 04/15 ISBN 9784480017956 JANコード 9784480017956 ※発売日は地域・書店によって前後する場合があります 2,090円(税込) 岩波書店の時代から ─近代思想の終着点で 大塚 信一 著 堀切 和雅 著 筑摩選書 四六判 368頁 刊行 04/15 ISBN 9784480017963 JANコード 9784480017963 ※発売日は地域・書店によって前後する場合があります 2,200円(税込) 耳をすませば チョ・ナムジュ 著 小山内 園子 翻訳 単行本 四六判 320頁 刊行 03/18 ISBN 9784480832207 JANコード 9784480832207 ※発売日は地域・書店によって前後する場合があります 1,870円(税込)
好評につき、10巻増えます ちくま日本文学 全40巻 装本:安野光雅 編集協力:安野光雅・池内紀・井上ひさし・鶴見俊輔・森毅 『ちくま日本文学』は、『ちくま日本文学全集』(一九九一〜九三年)を、いまの時代にあわせたセレクション、新しい装本で刊行するものです。安野光雅、池内紀、井上ひさし、鶴見俊輔、森毅の五氏を編集協力者に迎えた『ちくま日本文学全集』は、文学アンソロジーの一つの到達点として高い評価をいただきました。一人一巻、各作家の最適な入門書となる編集、バラエティに富んだ解説などが話題を呼び、累計二百五十五万部を超えました。 最近、名作を読み直したいという機運が高まり、読者から、復刊への要望がたくさん寄せられました。そこで、このたびコンパクトな文庫判、手に取りやすい価格で新装刊することにいたしました。
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