「どうして、こんなにおいしいのだろう」から始まるのだと思います。誰でも最初は。 【おいしさの理由】(命題1)が知りたくて、繰り返し食べ、作っているうちに、 【おいしさの向こう側】(命題2)が見えてくる。 ある料理人さんが言いました、「料理から、風景が見えるんだよね」。 料理は気候風土の中から生まれるものだから、使われている食材がいつのまにか、 山の料理なのか、海の料理なのかを語っている。 あるフランス菓子職人は言いました。 「自然に恵まれたアルザス地方のお菓子はフルーツで飾られる。 土地のやせたブルターニュ地方のお菓子は生地だけで形作られて、 ほら、フォークで描くラインが飾りなんだよ」。 「ワインの味から、ブドウが生えていた土壌の性質が感じ取れる」 というソムリエは少なくないはずです。 そんなことを知ると、【おいしさまでの道筋】(命題3)があるのだと気付きます。 料理やお菓子が私たちをひき
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