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鍵盤楽器やギターのように、一人の奏者が和音(コード)を鳴らすことの出来る楽器もありますが、人の声や管楽器のように、普通は単音だけを演奏し、和音を作ろうとするなら他の奏者たちとアンサンブルを組んでそれを実現するというタイプの方が、アナログ楽器の一般的な姿だろうと思います。 それらの固有の特質を持つ楽器(人声も含めて)の集合体による合奏を、美しく響かせるにはどうしたら良いのか?このような問いに対する答えとしての方法論が、広い意味での和声法であると思います。これらは時代により、地域によって異なる様相を呈しています。 それに対して、狭い意味での「和声法」と呼ばれているものは、18世紀~19世紀中庸ぐらいまでの西ヨーロッパを中心に発展した和音連結の方法のことです。こちらは主にドイツ・プロテスタントのコラールが基礎ですので、混声4部合唱によるアンサンブルを前提にしています。
およそ芸の道には「ここで到達」という地点がありませんので、作曲や編曲も一生終わりなき追及をしていくことになります。ですので、編曲について以下に述べる事柄も、私自身が現在進行形で追い求め続けている内容になります。 アレンジとは一般的に、並べる、整理する、再構成する…、といった意味ですが、音楽では、実際の演奏の必要や都合に合わせて、既製の楽曲に手を加えることを編曲(Arrangement)と呼んでいます。 単旋律の歌を基に、バンドで演奏できるようにしたいバンドをバックにして歌いたいけれど、キーが高すぎるので歌もバンド全体もキーを下げて演奏できるようにしたい。オーケストラ曲をピアノ一台で演奏できるようにしたい弾き語りの歌を基に、混声合唱曲に仕上げたい
作曲家がつくった楽曲を、演奏の場に応じた形に組み直すのが「編曲(アレンジ)」。作曲に比べると地味な印象がある「編曲」かもしれませんが(笑)、編曲次第で曲想は大きく変化。楽曲の印象もガラリと変わります。 編曲には、さまざまな「コツ」があります。たとえば「ハ長調」「ヘ長調」などの調性。音の高さだけ変えればいいじゃないかと思いがちですが、これだけでも微妙な変化を伴います。 調によって音域が変わり、楽器によっては演奏できないという問題が生じたり、響きが変わってしまったり。また、使用する楽器によっては同じフレーズでも演奏の難易度が著しく異なります。他の楽器とのバランスがくずれてしまうことも往々にしてあることです。
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