「幽霊文字」の代表に、「妛」という漢字がある。Wikipedia の幽霊文字の項には、こんなことも書かれている。 前述の「妛」は構成する文字要素から通称「やまいちおんな」と呼ばれ、「𡚴」(山かんむりに女と書き「あけび」と読む)の誤字とされているが、この「誤字」にも「妛芸凡(あきおうし)という苗字が存在した」という都市伝説にも似た話が丹羽基二の著書『苗字 この不思議な符牒』(芳文館)に存在する。とはいえ、同著者同出版社の『日本苗字大辞典』では「𡚴」の字が使われており、『苗字 この不思議な符牒』自体が誤植もしくはJIS基本漢字による印刷が行われた可能性もある。 幽霊文字 - Wikipedia 丹羽基二の著書『苗字 この不思議な符牒』(芳文館) とあるが、ざっと調べてみてもそのような書名の本は見つからない。芳文館のページを見てみると、『苗字のはなし(II)』*1という本の第一章のタイトルが