日本の筆の歴史と巻筆 (村田隆志) 巻筆と水筆 日本の筆には、製法の点からいうと、「巻筆(まきふで)」と「水筆(すいひつ)」がある。「水筆は現在通用している筆」であり、「巻筆はかつて広く使われた筆」である。 巻筆の実例 ・正倉院所蔵の筆(奈良時代) ※右図は天平宝物筆の復元想像図 ・久能山東照宮所蔵徳川家康関係資料所収筆(江戸時代) ・木村陽山コレクション籐巻大筆(江戸時代) ※左写真 ・明治時代の巻筆 ・第十五世藤野雲平製作巻筆(現代) 巻筆の特徴 巻筆の構造は、穂先の部分・鋒(ほう)の根元に紙を巻いて芯を作り、これに上毛(うわけ)を重ねる。鋒の根元に紙を巻く点で水筆と大きく異なり、水筆の製法に比べてより古い製法である。 根元に紙巻きの部位があることで、穂先の動く部分が短く安定しているが、太い線や抑揚のある線を引くことは難しい。 巻筆から水筆への移行 中国で
コクヨグループのコクヨS&Tは、将来に備えて資産や葬儀方法などを記しておく「エンディングノート(もしもの時に役立つノート)」を9月9日に発売する。高齢者だけでなく、30~40代もターゲットにする。延命治療や臓器提供に対する意思を伝えるページのほか、日常生活でも役立つよう、銀行口座やクレジットカード、契約する保険の内容を記入するページもある。希望小売価格は1470円。
好きなインクをガラスペンに付けて手紙を書こう インクにこだわる大人の「書」ビジネス用途だと黒、青程度しか使わないペンのインクですが、実はインクは驚くほど沢山の色のバリエーションを持っています。中には「あぶり出しインク」などもあり、こだわり甲斐のあるアイテムなのです。 朧げな記憶しか無いのですが、ガイド納富が子供の頃には、大人の机の上にはインク瓶が置かれていて、そこにペン先を浸して文字を書いている大人の姿を普通に見ることが出来ました。いわゆる「付けペン」ですね。万年筆は、その「付けペン+インク瓶」を1本のペンにまとめたもの、という印象がありました。実際、万年筆もカートリッジ式ではなく、吸入式などのインク瓶からインクを補充するタイプが普通だったと思います。 確かに、普通に書くならカートリッジ式の万年筆やボールペンが便利です。しかし、万年筆用のインクというのが、何とも魅力的なのです。例えば、瓶の
プラチナ万年筆は、「日本最初期型の実用シャープペンシル」とされる「早川式繰出鉛筆」を復刻し、12月15日から販売する。1万本限定で、価格は1万500円。 早川式繰出鉛筆は、早川金属工業(現在のシャープ)の創業者、早川徳次氏が大正4年(1915年)に発明したという日本初のシャープペン。当時15本のみ制作されたという同製品は、現在は奈良県天理市のシャープ株式会社歴史館に保存されており、その中の1本をもとに今回の複製品を制作したという。 天部の錺(かざり)金具や軸部のエンジンタン彫刻(微細な超鋼ボールを押し当てて細かいラインを1本ずつ彫り込んでいく彫刻技法のこと)などは、「当時の職人技を最新の加工技術で忠実に再現した」(プラチナ万年筆)。本体は真ちゅうに銀メッキ塗装を施している。芯径はオリジナル品では1.15ミリだったが、複製品では現在一般的な0.5ミリ芯を採用した。 本体サイズは130.5×1
奈良市の興福寺が17日から、人気の高い国宝・阿修羅(あしゅら)像など、同寺の仏像をデザインしたUSBメモリーを、特別公開に合わせ境内の売店で販売する。 寺の売店と言えばお守りや線香が一般的だが、「多くの人が必要としている」と製作を決めた。阿修羅のほか、迦楼羅(かるら)、天燈鬼(てんとうき)、龍燈鬼(りゅうとうき)の4種類。2ギガバイトで1700円。 使用時には、仏像の胸の中心や灯籠(とうろう)が点灯する。担当した同寺の辻明俊・東金堂主任(31)は「仏様が大切なデータを守ってくれるはずです」。【花澤茂人】
クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 「東大ノート」で集中、持続、達成感 現役生らと企画 ジャポニカ学習帳で有名な文具メーカー「ショウワノート」(本社・富山県高岡市)が、現役東大生らと企画した学習ノート「Tノート」を発売した。 コンセプトは集中、持続、達成感。黒板を模した横長で、板書を見たまま書き写すことができ、32ページと薄く使い切りやすい。縦書きや方眼など4種類がある。 中高生が狙いだが、意外にも大学や司法試験の予備校からも問い合わせがある。あとは、簡潔でわかりやすい板書を先生が心がければ、学力アップ間違いなし? 以前のエントリでつっこんだものとは関係ないようです。 黒板を丸写ししても、理解は深まらないよなぁ、と思いつつも、授業に集中
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