「えひめ発掘平成史」が松山市上野町の愛媛人物博物館で開かれ、多くの考古学ファンが訪れている。15日まで。 愛媛県内の代表的な遺跡15カ所で発掘された旧石器時代から古墳時代までの石器や土器、動物の骨などが並ぶ。旧石器時代では、西条市の「宝ヶ口I遺跡」などの遺跡から出土した石器、石器を作るための原石などを展示しており、西日本で主流の原石「サヌカイト」だけでなく、多様な原石が使われていたことがわかる。県埋蔵文化財センター(松山市)によると、県内の本格的な旧石器時代の発掘調査は平成2年、宝ヶ口I遺跡から始まり、平成年間に飛躍的に発展したという。 また、縄文、弥生時代は、今治市の「阿方遺跡」から出土し独特の文様で注目された「阿方式土器」をはじめ、土器や勾玉、管玉などの装飾品、祭器が多数展示。占いに使われた動物の骨などもある。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く