「とても感銘を受けました。子どもたち全員が、創造性を発揮して素晴らしいものを作っているところを目の当たりにしたのです」 そう語ったのは、テクノロジー業界のみならず、世界のトップ企業の一つであるアップルのティム・クックCEOだった。熊本市立五福小学校の授業に飛び入り参加した感想には、熱がこもっていた。 「クリエイティビティは、論理的思考とともに、将来必要となる中心的なスキルの一つです。iPadが生徒たちの日々の生活や学びを支えていると同時に、テクノロジーをどのように教育に生かすかを深く理解している先生の存在によって、生徒たちの学びのサイクルは、確実に加速していきます」(クック氏) iPadがある熊本の教室 日本が国を挙げて推し進めたGIGAスクールによって、小中学生全員がタブレットやPCを用いて学ぶようになった。デバイスは何にするのか? どのように学び方を変えていくのか。活用している自治体ほ