立憲民主党の野田佳彦元首相は15日、岸田文雄首相(自民党総裁)が衆院和歌山1区補欠選挙の応援で訪れた和歌山市内の街頭演説会場に爆発物が投げ込まれた事件について、「もし岸田氏に危害を加えるような意味のことならば断じて許されない。卑劣なことは絶対許してはいけない。逆に、ひるんだり臆してもいけない。負けちゃいけない」と語った。千葉県市川市で衆院千葉5区補選の応援演説を行った後、記者団に語った。 野田氏は、安倍晋三元首相の殺害事件にも言及し「模倣犯や愉快犯が出ると一番困る。私も毎朝(街頭演説を)やっているが、萎縮してはいけない。大事なテーマがいっぱいあるときだけに、がんがんと外に出て訴えないといけない」と指摘。「私自身は従来と変わらず、気を付けながら、緊張感を持ちながらも(演説は)続けていきたい」と語った。