本日はチベット民主化の57年目を記念する特別な日です。チベット亡命政権内閣(カシャク)はもっとも敬愛されるべき指導者であり、チベットに民主主義の道を拓いたパイオニアであるダライ・ラマ法王14世に敬礼し、深い感謝を捧げます。また内閣は全てのチベット人と世界の友人の皆さまに衷心よりご挨拶申し上げます。 ダライ・ラマ法王の壮大なビジョンと賢明な指導の下、57年前の今日、チベットに民主主義が生まれました。ダライ・ラマ14世は中国による占領前、ごくお若い時代に改革委員会を作られ、チベットの政治行政制度の構造変革と、近代的な民主政体の確立にご尽力されました。ですが極めて過酷な多くの困難により、変革は頓挫しました。インドにご到着された直後、法王は自らのビジョンにしたがって、亡命チベットにおける民主政体の創設に取り掛かられました。 ダライ・ラマ法王は亡命地で、チベットの独自の宗教、文化、言語、アイデンティ
1月9日 ダラムサラにて:東チベットで二人のチベット人が身に火を放った翌日の1月8日日曜日、転生ラマであるもう一人のチベット人が焼身自殺を行った。 亡命チベット筋によれば、人々の尊敬を集めていた東チベットのゴロク出身の四十代の高僧、ソナム・ワンギャル(ソパ)は、灯油を飲み、全身に掛けた後、自らに火を放ち、即死した。 チベット本土筋からの情報に基づくRFA(ラジオ・フリー・アジア)の報道によれば、ソパは青海省ゴロク・チベット族自治州のダルラック県(中国語で?日?)の警察署の前で、チベットの自由とチベットの精神的指導者ダライ・ラマの長寿を祈るスローガンを叫んで焼身自殺した。ソパの要求は、2011年3月以降本土で焼身自殺した15人のチベット人に共通している。 RFAがチベット本土筋の話として伝えるところでは、自らに火を放つ直前にソナム・ワンギャルが配った小冊子には、自らの「個人的な栄光」のためで
中国はチベット亡命政権の新主席大臣ロブサン・センゲ氏との対話を行わないようである。 チベット担当の中国の高官は、中国政府はダライラマ法王の特使としか会わないと述べた。 国営メディアとのインタビューの中で朱維郡は、亡命政権は国家の承認を得ていない違法組織であると述べた。 センゲ氏は先月ダライラマ法王の政治的役割を受け継ぐべく世界中のチベット亡命者により選出された。 3月にダライラマ法王は選挙で選ばれた人物に政治的責任を譲渡したい、そしてそれはチベットの人々にとって最良の動向であると述べた。 ダライラマ法王は宗教的指導者としての役割は維持する。 たとえ中国政府が次のダライラマを選出しようとしたとしてもチベットの人々には、中国国外・共産党の支配外にいる選挙で選ばれたリーダーがいるということをダライラマ法王は狙ったのだろうと専門家は言う。 近年、共産党の中央統戦部はダライラマ法王の特使との公式・非
2011年3月20日月曜日にチベット亡命政権の次期首相選挙が行われた。その選挙において次期首相の最有力候補とされるハーバード大卒のロプサン・サンゲ博士(43歳)を中国は「テロリスト」であると断定した。 中国共産党の体制側のメディアである人民日報は、「テロリストがチベット亡命政権の長に?」、と題した記事のなかで、サンゲ博士がかつてチベット独立を主張するチベット青年会議(TYC)の役員だったことを挙げ、彼をテロリストと断定した。 「チベット亡命政権は3月20日(日)の選挙で今後の政治的指導者となる新首相の選出を行った。選出される首相はダライ・ラマ法王の陰に隠れる形で任務を行うことになるが、最有力候補のロプサン・サンゲはハーバード大学で教育を受けており、国民の人気が高い。 ロブサン・サンゲはインドで生まれ育ち、チベットに足を踏み入れたことはない。1992年、彼の名は有名となり、テロリスト組織の性
中国の地質学者は102種類の金属埋蔵物を3000以上の鉱床で発見した。その価値は1000億ドルにのぼるとみられており、中国はチベットで大儲けをし続けている。 これまで102種類もの鉱物を含む3000以上の鉱床と鉱物地層、鉱化した地盤がチベット自治区(TAR)で発見された。中国の政府系メディアが地方土地資源局の役人の言葉を引用し、報告した。 報告によるとヒマラヤ地区の鉱物資源は推定で6000億元(1000億USドル)の潜在価値がある、とのこと。 多様な鉱物埋蔵量をほこるチベットには中国本土のどの地域よりもクロムと銅の含有率がはるかに高い大きな埋蔵量があると報告されている。 12の他の鉱物埋蔵量は中国全土で上位5指に入る。 銅はホメオパシ−医療に使用されている鉱物であるが、鉄灰色で光沢のある固い金属であるクロムは高腐食性と抵抗性、硬さがあるため、大きな関心をもっている。 その豊富な潜在性を視野
ダラムサラ チベット亡命政権は、チベット問題を議会で取り上げた南アフリカ議会に感謝の意を表した。 南アフリカの野党議員はチベット、中国、およびダライ・ラマ法王についての4つの声明を発表し、9月14日にマックス・シルル議員をスピーカーとし、政府閣僚が参加する会議において、これに基いた討議が行われた。 インカサ自由党のマリオ・アンブロシーニ議員、民主同盟のサントシュ・カルヤン議員、および、インカサ自由党の指導者であるマンゴスツ・ブテレジ王子は、与党であるアフリカ国民会議に対し、チベットにおける中国政府による人権侵害に平和的解決を与える支援を行うべきであり、真の自治に基づくチベットの民族自決の権利を認めるべきである、と述べた。また、同時に、ダライ・ラマ法王の南アフリカ招聘を要請した。 この三人の議員に対する書簡のなかで、9月22日、チベット議会のスピーカー、ペンパ・ツェリン氏は以下のように述べた
7日(火)、チベット亡命政権保安省がインドの保安・情報部に対し、中国人スパイに関する警告をしたとの報道がなされた。中国が軍の訓練を受けた諜報員らに僧衣を纏わせて、インド内のチベット人集落に潜入させようと企んでいるというのだ。 これに対しアトゥル・フルゼリ警視は「チベット亡命政権の要請に応え、必要な対策をとっている。チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ法王の安全確保のための警備も強化している」とヒンドゥスタン・タイムズ紙に語った。 ダライ・ラマ法王の住居周辺に化学物質検知器を設置する予算を、警察がインド外務省に要請しているとも報じられている。 ダライ・ラマ法王の住居周辺にはヒマーチャル洲警察による三重の警備網が敷かれており、150人以上の警官が24時間態勢で警備に当たっている。住居内部の警備はチベット人の護身隊が担当している。 報告によると、チベット亡命政権が警戒を強めたのは2ヶ月前の
ドクター・中松(中松善郎)氏がチベット仏教ゲルク派のガンデン座主から「金剛大阿闍梨」の称号が授けられたのは事実ですか、との問い合わせを多数頂きました。 通常、チベット仏教において、このような称号は厳格な修行を積まなければ、簡単に習得できるものではありません。 この度、ガンデン座主に事実を確認し、以下の連絡を頂きましたので、関心のある皆様にお知らせ申し上げます。 平成22年8月1日 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 代表:ラクパ・ツォコ →大きなサイズで見る GADEN TRIPA RIZONG SRAS-TRUL THUPTEN NYIMA Lukhil Hkangtsen, Drepung Loselilng L.C#2,Tathalli, Mundgod-581411 N.K.Karnataka, South India Phone:08301-245658 ダライ・ラマ法王日本代表部
【グローバルインタビュー】 「中国はダライ・ラマの死を待っている」 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所ラクパ・ツォコ代表 チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が18日に来日、26日には横浜市内で「共生・共存」をテーマとした講演や法話を行う。1989年にノーベル平和賞を受賞し、世界で多くの尊敬を集めるダライ・ラマ。ただ、中国との共存を目指し「高度な自治」を求めているチベット亡命政権と中国政府との対話は、一向に進んでいないのが現実だ。チベット問題の現状などについて、亡命政権の“駐日大使”に当たるダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ代表に聞いた。(大内清) −日本でのチベット問題への関心度は 「残念ながら、欧米などに比べると十分に認識されているとはいえません。ただ、(中国チベット自治区などで中国政府に対する大規模抗議行動が起きた)2008年3月以降は、特に若い世代で徐々に関心が
日本の主要都市で開催されたチベット展「聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝〜」は、数多くの抗議があるにもかかわらず、今でも大阪で開催中であり、次は仙台で開催されることになっています。これに気を良くした中国政府は、江戸東京博物館でモンゴル展「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」の開催を行うことになりました。 チベットやモンゴルの人々が虐げられ、文化的・宗教的自由が否定されている中、これらの展示会を行うことで、中国政府は、日本国民を欺き、中国政府がチベット文化とモンゴル文化の善意の保護者であると信じさせようとしています。これはチベット人、モンゴル人そして平和を愛する日本人に対する大きな屈辱です。 残念なことは、これが日本で起こっていることであり、また日本企業とメディアの協力のもとで行われていることです。日本は力のある独立国であり、アジアで弾圧されている人々は、アジアにおける平和と正義の実現に日本
本日は、1959年にチベット民族が中国共産党の弾圧に対する平和的蜂起を行なってから51周年の日であると同時に、2008年3月にチベットで平和的抗議が行なわれてから2年となる特別な日です。この機会に、チベットのために命を捧げたすべての人々に敬意を表すとともに、今なおチベットで続いている弾圧が一日も早く終わりますよう祈りを捧げます。 チベット民族は何十年にもわたって弾圧に直面してきたわけですが、にもかかわらず、勇気と決意を貫き、チベット人としてのアイデンティティやチベット文化を残そうとしてきました。今日(こんにち)、チベット人の新しい世代がチベット問題に取り組んでいます。このような事実に、じつに元気づけられています。そして、今なお恐怖と弾圧に耐え続けているチベット民族の勇気を褒め称えたいと思います。 いかなる情況におかれていようとも、多民族国家のなかで平等・調和・統一を守っていく責任が全チベッ
ダラムサラ:ダライ・ラマ法王はチベット暦新年である2010年2月14日の早朝、ダラムサラの寺院においてチベット暦2137年鉄寅歳正月の宗教儀式(ロサル)を執り行なった。 ダライ・ラマ法王は儀式の後、参列した数千人のチベット人に向けて短い演説を行なった。 ダライ・ラマ法王はチベット内外に住むチベット人およびチベット文化・宗教を共有するヒマラヤ地域に住む人々に向けて新年の挨拶を述べるとともに、チベット問題に関心を寄せ、チベット人を支援している国際社会に向けて謝意を表明した。 ダライ・ラマ法王は、「チベットにいる同胞たちは、長い年月にわたって苦しい状況に直面しているが、にもかかわらず、不屈の勇気と誠意を見せてくれている」としたうえで 「多くのチベット地域では、いまも苦しみの最中にあるチベットの人々のことを考慮して新年の祭事を控えている」と述べ、チベット人は祭事を慎み、宗教儀式に参列して世界平和の
(北京)若者たちは後方の柵に上ってもっとよく見ようとし、イスラム教のスカーフをかぶった女性は携帯電話で写真を撮っている。 「わたしたちは龍の子孫ではなく、狼の子孫だ」とイリハム・トフティ(Ilham Tohti)は叫び、漢族中国人とウイグル少数民族の創世神話の間に明確な一線を引いた。 「わたしたちを創ったのは中国共産党ではない。わたしたちの歴史は60年を遥かに超えている」 中国の西端、主にイスラム教徒の住む地域である新疆出身で40歳の経済学者であるトフティにとって、毎週の講義は綱渡りのような行動である。中国の新疆に対する態度と人々の扱いを批判して、彼はこの10年何度も自宅に軟禁されている。しゃれた服装の教授がこぶしを突き上げて、驚くべき率直さで、彼自身の民族、ウイグル族の苦難を語るのを一目見ようと集まる学生たちで、毎週金曜日の午後、大学の一室はいっぱいになる。 漢族、ウイグル族、カザフ族と
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