最近、まったく異なる分野の商品やサービスを組み合わせて、従来では考えられなかった新しいサービスや製品を生み出し、大ヒットを飛ばす事例が増えている。こうしたものの中にはITの発展によって実現されたものも多く、既存の考え方だけではとても生まれそうにないサービスも多い。 筆者から見ると、これらの事例はまさに「ビジネスアナリシス」によって、もたらされたものに他ならない。 しかし、当事者の方々はビジネスアナリシスという言葉すらご存じないかもしれない。たとえ言葉は知っていたとしても、その意味を理解し、明確にそれに従って実行されたかどうかは不明だ。こうしたケースを筆者は「無自覚のビジネスアナリシス」と呼んでいる。ビジネスアナリシスや、本連載でご紹介するBABOKを知らずに、「試行錯誤を繰り返しながら成功に至った」ケースのことである。 各々の事例は一見、お互いの関連が何もなく、一定の法則に則っているわけで
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