私たちが夜空を見上げて星を観察する時に「地面」に置いてレンズをのぞく機器は天体望遠鏡ですが、一方で「宇宙」に置く天体望遠鏡が「宇宙望遠鏡」です。2019年にNASAは地球から150万km以上離れた宇宙のラグランジュ点に、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を設置するためにロケットを宇宙に打ち上げる予定です。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は退役予定のハッブル宇宙望遠鏡の後継機として設計されました。退役するハッブル宇宙望遠鏡の開発予定コストは当初3億ドル(約338億円)で、任務を引き継ぐジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡も「高価な運用費用」を予定しています。なぜ高い費用をかけてまで天体望遠鏡をロケットで宇宙に打ち上げるのか、なぜ地上に設置しないのかを解説している動画が公開されています。 Why Do We Put Telescopes in Space? - YouTube 以下の画像は宇宙に設置した天
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