陸上自衛隊の「パワハラの権化」こと、戒田重雄運用支援・訓練部長が昨年末に密かに減給で処分されていた。複数の関係者が証言している。戒田氏をめぐっては、筆者が文春オンラインで前職の陸自のエリート部隊「第1空挺団」の団長だった時代のパワハラを2回にわたって詳報している。その人物のパワハラについて、防衛省が責任を認めたことになる。ただし、発表資料では氏名、階級など個人を特定できないようになっている。 【写真】この記事の写真を見る(3枚) 「陸上幕僚監部の50代男性幹部」と公表 昨年12月25日、陸上自衛隊は以下の懲戒処分について発表した。 1 被処分者の所属等 陸上幕僚監部 幹部自衛官 50歳代 男性 2 事案の概要(処分の理由) 被処分者は、前職在任間の令和元年12月頃、駐屯地内において、部下に対する指導に際して声を荒げるとともに、執務室のドアを蹴る等、威圧的な指導をした。 3 処分年月日 令和
![自衛隊“パワハラの権化”ハカイダーが懲戒処分されていた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0d75882267d0232b868c4f20fa988a7b02e38ccc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famd-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20210319-00044146-bunshun-000-2-view.png)