マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツといったビジネスリーダーたちから絶賛され、世界的ベストセラーとなった『サピエンス全史』。その続編となる『Homo Deus』は、既に発売されているが、邦訳版はいまだ刊行されていない。欧米では既に議論を呼んでいる本書を、落合陽一が邦訳に先立って徹底批評。 「東洋的発想」がいずれ世界を席巻すると断言する落合が、話題の未邦訳本から読み解く“日本の勝ち筋”とは?(前編はこちら) 西洋的な個人は、普遍的なソリューションではない なぜ現代社会を生きる我々は、西洋的個人に対する“獲得意識”とともに物事を発想するのでしょうか。世界史の授業で扱うからでしょうか? 社会制度が今それを是としているからでしょうか。しかしながら、あらゆる時代背景にとって常に最適なものがないように、僕は「“西洋的な個人”こそが、我々が歴史の中で獲得しえた最適かつ普遍的なソリューションである」といっ
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