イスラエルとハマスの戦闘が再開され、死傷者が多数出ています。ネタニヤフ政権を支持する、ユダヤ教超正統派とは。知られざる生活と考え方を取材しました。再び、戦火に包まれたガザ地区。各地で空爆の被害が相次…
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」に所属する複数の議員が、1000万円を超えるキックバックを受けていた疑いがあることが関係者への取材で新たにわかりました。 議員側の政治団体はキックバックされた資金を収入として記載していない疑いがあり、東京地検特捜部は資金の流れなどについて調べを進めているものとみられます。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐっては、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」が、所属する議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、派閥の収支報告書にパーティーの収入や議員側への支出として記載していなかった疑いがあり、議員側にキックバックされた資金の総額は去年までの5年間で数億円に上るとみられることがわかっています。 複数の関係者によりますと、安倍派は所属議員の役職や当選回数などに応じてパーティー券の販
故・安倍晋三元首相の元の資金管理団体で、妻の昭恵氏が代表を引き継いだ政治団体「晋和会」に、自民党支部など安倍氏の五つの関係政治団体から計2億1470万円が寄付されていたことが、公表された政治資金収支報告書などから分かった。有識者からは、政治活動を支援するために集められた巨額の資金を政治家ではない親族が事実上引き継ぐことを問題視する指摘が出ている。 安倍氏の関係政治団体は六つあり、安倍氏はこのうち晋和会と「自由民主党山口県第四選挙区支部」の代表だった。昭恵氏は、安倍氏が銃撃事件で亡くなった昨年7月8日付で両団体の代表になった。 総務省と山口県選挙管理委員会が公表した2022年の政治資金収支報告書などによると、第四支部から晋和会への寄付は5回にわたり、計1億6434万円に上る。 7月27日に5674万円、28日に8千万円を寄付したうえで、支部が解散した今年1月31日には、残金の全額2703万円
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世界各地でハマス暗殺作戦計画 イスラエル、ガザ戦闘後に―米紙 2023年12月02日05時44分配信 イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏=2021年6月、ベイルート(ロイター時事) 【エルサレム時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は1日、イスラエル情報機関がネタニヤフ首相の指示で、パレスチナ自治区ガザでの戦闘終息後にイスラム組織ハマス幹部を世界各地で暗殺する計画を準備していると伝えた。ハマス幹部は事務所を構えるカタールやレバノンなどで、一定の保護下で活動している。こうした国々で許可を得ずに殺害目的で工作に従事するのは、国際法違反との指摘がある。 ガザ戦闘再開「新たな殺りく」 イランなどがイスラエル批判 同紙によると、立案作業は10月7日のハマス奇襲直後に始まった。イスラエル当局者は、ハマスの最高指導者ハニヤ氏や前最高指導者マシャル氏が、事務所で奇襲を報じるニュースに見入
イスラエルの和平派インターネットメディア「+972マガジン」は調査報道の記事を公開し、イスラエル軍によるガザ空爆・攻撃で、民間人の犠牲を減らすための攻撃の規制が大幅に緩和されたうえに、人工頭脳(AI)システムの使用で自動的に攻撃目標を設定されていることが甚大な民間人の犠牲につながっていることを指摘している。イスラエルの現職または元職の軍情報関係者に取材したとする報道で、攻撃開始から1か月半で子供6000人を含む15000人のガザ市民の死者を出したイスラエル軍の大規模攻撃の背景を伝えている。 「+972マガジン」のサイト上で11月30日に公開されたユバル・アブラハム記者の「大量暗殺工場:イスラエル軍による計算されたガザ空爆の内側」と題する調査報道で、イスラエルの市民ジャーナリズムメディア「ローカルコール」と共同で行ったという。イスラエルの作戦に関与してきた現職または元職の軍情報部や空軍関係者
技量未熟な医師によるずさんな医療ミスで全治不能の重い後遺障害を負わされたとして、赤穂市内の70代無職女性が11月30日、手術を執刀した40代男性脳外科医を業務上過失傷害罪で赤穂署に刑事告訴したことが関係者への取材でわかった。 女性は2020年1月、赤穂市民病院の脳神経外科で受けた腰の骨をドリルで削る手術中、誤って神経を切断され両足に重度の麻痺が残るなど重い後遺障害を負った。女性の家族によると、現在もしびれや突然の強い痛みに襲われる神経障害性疼痛、膀胱直腸障害に苦しんでいるという。 病院の依頼で手術時の動画を検証した日本脊髄外科学会の医師は神経切断が起きたときの手術状況について「止血がなされないまま、血の海の中でドリルの操作が実行」「ドリル操作も稚拙であり、見ていて非常にあぶなっかしい」「何か事故が起きても当然と思わせる手術操作」などと指摘。医療ミスの原因を「止血をこまめに行わなかったために
兵庫県警は1日、コンビニ店内から現金を盗んだ窃盗の容疑で、店のパート従業員の60代女性を誤認逮捕したと発表した。実際には現金被害はなく、誤りに気づいた県警は、逮捕から約14時間半後に女性を釈放した。任意の取り調べを含めた実質的な拘束時間は約24時間に及んだという。 捜査3課によると、11月30日、尼崎市内のコンビニ店内から現金数十万円がなくなっていると、店長から尼崎南署に通報があった。 署の捜査で、店内の防犯カメラ映像に、女性が同月24日に両替箱を開封している様子が映っているのが確認されたという。 署は女性に任意同行を求め、30日午後4時半から任意の取り調べを開始。女性が一貫して「盗んでいない」と主張するなか、翌12月1日午前2時4分、防犯カメラ映像を主な根拠として窃盗容疑で逮捕した。 同日昼になって店側から、盗まれていない可能性があるという趣旨の申告が署にあった。捜査の結果、被害はなく誤
「イスラエルの国家の存立と安全のために立ち上がることがわれわれの使命だ」 これはイスラエルと強い同盟関係にあるアメリカ大統領の言葉ではありません。 ドイツ・ショルツ首相の言葉です。 イスラム組織ハマスとイスラエルとの軍事衝突で、一貫してイスラエル寄りの姿勢を示すドイツ。 そこにあるのは、ナチスによるあの負の歴史です。 しかしー、いまその「国是」とするイスラエル寄りの方針に反発の声も高まり始めています。 ドイツでいったい何が起きているのでしょうか。 (ベルリン 田中顕一支局長) ナチスの反省を受け継ぐドイツ 11月9日、ドイツは「水晶の夜事件」から85年を迎えました。日本人のなかには知らない人もいるかもしれませんが、ドイツ国民の記憶に深く刻み込まれた事件です。 「水晶の夜事件」で破壊されたシナゴーグ(1938年) ヒトラー率いるナチス政権下にあった1938年11月9日から10日にかけて、ナチ
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