韓国の大手半導体メーカーのサムスン電子は、最近、日本政府が韓国に対して事実上の輸出規制を断行した半導体の製造に必要な3つの材料を確保できた模様です。 経済界の関係者によりますと、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は、今月7日から12日までの間、東京を訪れ、複数の関係者らと面談したということです。 その結果、半導体や液晶パネルなどの製造に必要な3つの材料を確保することができ、当面は半導体の製造に支障が生じることはないものとみられるということです。 また、サムスン電子は、今後、日本の輸出規制がさらに強化されることに備えて、材料の輸入ルートの多角化に取り組んでいくことも検討していくということです。 一方、サムスン電子が確保できた材料の量や入手経路など詳しいことは分かっていません。