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  • コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 - 清義明|論座アーカイブ

    コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 不要不急は人それぞれ 小さな生活の自己決定権をめぐる争いの現場 清義明 ルポライター 狭い空間に密集し、一心不乱にパチンコの盤面にむかっている人々の群れがいた。満員である。 低い天井に据えつけられたエアコンの風がめいっぱい降りかかり、入り口付近には背の高い大きなイオン効果の空気清浄機が備えつけられ、そこからもこれでもかと風が吹きつける。出入口には消毒液のスプレーをもったスタッフがいて、入ってくる客たちの手にスプレーをかけている。客はそれぞれ消毒液を手のひらでこすりながら、狭い通路に並ぶ背中をすり抜け自分の台のイスに座り、それから退屈そうに盤面の煌びやかに輝く液晶画面に向き合い始める。 盤面には「手洗い」と書かれたPOPが差し込まれていた。みな無言であるが、店内のBGMと盤面から出るけたたましい電子音で、たとえしゃべっていたとしても、耳を寄せなければ聞き

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    kaos2009
    kaos2009 2020/05/04
  • 私はこうしてコロナの抗体を獲得した《前編》保健所は私に言った。「いくら言っても無駄ですよ」 - 佐藤章|論座アーカイブ

    私はこうしてコロナの抗体を獲得した《前編》保健所は私に言った。「いくら言っても無駄ですよ」 恐らくはジャーナリストとして初めてであろう「私のコロナ体験記」 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 「コロナからの脱出生還記」と銘打って大々的に書けないわけでもないが、そのようなことはやめて、まずは事実だけを淡々と書き記しておこう。恐らくはジャーナリストとして初めての体験記になるだろうから、何かの役には立つかもしれない。 4月21日午後3時過ぎ、私は東京・新宿の駅ビル7階にあるナビタスクリニックを訪れていた。用件は、新型コロナウイルス(COVID19)の二度目の抗体検査を受けるためだった。 まずはコトの発端から経緯を記録していこう。 38度の発熱は3日目にして平熱に戻った 私は3月27日と28日に連続して「論座」に出稿した。28日に出した記事『緊急事態宣言が目前に迫

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    kaos2009 2020/04/24
  • 私はこうしてコロナの抗体を獲得した《後編》PCR検査の意外な結果、そして… - 佐藤章|論座アーカイブ

    私はこうしてコロナの抗体を獲得した《後編》PCR検査の意外な結果、そして… 恐らくはジャーナリストとして初めてであろう「私のコロナ体験記」 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 『私はこうしてコロナの抗体を獲得した・前編/保健所は私に言った。「いくら言っても無駄ですよ」』に続く後編です。 PCR検査の検体採取は辛い。結果はまさかの… 発熱してから11日目の8日午前、自宅から歩いて20分ほどの総合病院に向かった。この総合病院にはまったく別の用事で何度も来ているが、普段の入り口とは全然別の通用口のようなドアから、待合室代わりになっている廊下に入った。 ドアの足ふきマットが土でかなり汚れていた。廊下には3メートルほどの距離を置いて、それぞれ番号を振った椅子が置いてある。 消火器の前の1番の椅子を割り当てられた私は、そこで1時間ほど待った。中からは、なぜか患者が看護

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    kaos2009 2020/04/24
  • コロナ対策で人と人の接触「8割減少は折れてはいけない数字」は本当か? - 米山隆一|論座アーカイブ

    コロナ対策で人と人の接触「8割減少は折れてはいけない数字」は当か? 2週間後に感染者がピークに達した後、減少に転じるというシミュレーションを検証 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 緊急事態宣言が出された4月7日に先立つ3日、政府専門家会議のメンバーである北海道大学の西浦博教授が、「東京都では患者が急増しており、感染が爆発的に増加する段階に入った可能性がある。…外出を欧米に近い形で厳しく制限し、人と人の接触を8割減らす対策を取れば、10日~2週間後に感染者が1日数千人のピークに達しても、その後に対策の効果が表れ、急速な減少に転じる」というシミュレーションを発表しました(参考)。 「接触8割削減」が「公式戦術」に これで世論は一気に緊急事態宣言に傾き、4月7日の緊急事態宣言発出の記者会見においても安倍総理が「私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することがで

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    kaos2009 2020/04/12
  • 新型コロナで露呈する学生の「格差」問題 - 田中駿介|論座アーカイブ

    新型コロナで露呈する学生の「格差」問題 「大学の危機」をどう乗り越えるか、渦中からの訴え(上) 田中駿介 東京大学大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻 大学が、危機に瀕している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、今まで、多くの人が直視してこなかった学生の「格差」が、一気に露呈したのである。 「何もかも困ってる。特にバイトが全てなくなって貯金が5000円しかない」「家の中は騒がしく、演習形式のオンライン授業が出来ない。おそらく大学に行き、受ける事になる」「この時期に新たにアルバイトを探せるかどうかが不安である」(筆者が実施したアンケートより)。 文部科学省によれば、大学・短大・高専の約8割が、授業の開始を延期したという。筆者が通う慶應義塾大学を含め、キャンパスを封鎖する大学も出てきた。しかし、オンライン授業にうまく移行できるかというと、ここでも「経済格差」がそのまま「教育格差」となって

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    kaos2009 2020/04/11
  • 新型コロナ検査。埼玉県100人の結果から見えた限界と課題 - 松浦新|論座アーカイブ

    新型コロナ検査。埼玉県100人の結果から見えた限界と課題 「調査の目的化」に意味はない。保健所は医療機関を支援する業務に注力せよ 松浦新 朝日新聞経済部記者 新型コロナウイルスにかかっていないかどうかを調べる検査が少ないという批判の声が大きくなっている。諸外国に比べると、人口あたりの検査数が圧倒的に少ないからだ。 この批判は正しいのだろうか。 高熱が出てなくても検査を実施 そこで、埼玉県が4月1日までに公表した同県内に住む100人の検査結果を分析してみた。検査といえば、インフルエンザの時のように、高熱がでて受ける人が多いと思うだろう。ところが、陽性が確認された人は、発熱がない「平熱」の人が16人、「37度台」の人が19人と、比較的低い人が35人もいることがわかった。 これは、検査時の体温ではない。保健所は陽性と判明した人から、せきやのどの痛み、熱などが出はじめた時からの症状を聞き取り調査し

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    kaos2009 2020/04/04
    “「木を見て森を見ない」状態”
  • 公文書改竄で自殺した近畿財務局職員の「手記」を手に、私は石破茂に会いに行った - 佐藤章|論座アーカイブ

    公文書改竄で自殺した近畿財務局職員の「手記」を手に、私は石破茂に会いに行った 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 3月18日午後2時前、私は東京の地下鉄半蔵門線、永田町駅構内を第2衆議院議員会館を目指して急ぎ足で歩いていた。地下鉄のホームには、永田町や霞が関に用事があるネクタイにマスク姿の人たちが思い思いに立っていた。 少なからぬ人が手に携えていた雑誌は、この日売り出したばかりの『週刊文春』だった。そのことは私にはすぐにわかった。 なぜなら私自身それを手に丸めて持っていて、地下鉄の中で熟読してきたからだ。 お目当ての記事はもちろん、森友事件に絡む公文書改竄問題に巻き込まれて自ら命を絶つことになってしまった近畿財務局職員の「手記」全文。 日政治経済の中心地、永田町や霞が関の住人たちがいかにこの問題に強い関心を持ち続けているか。そのことは、特に第2次安倍政

    公文書改竄で自殺した近畿財務局職員の「手記」を手に、私は石破茂に会いに行った - 佐藤章|論座アーカイブ
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    kaos2009 2020/03/21
  • 板野氏の異例の復帰で揺れるNHK - 川本裕司|論座アーカイブ

    板野氏の異例の復帰で揺れるNHK 石原経営委員長が主導、経営委では2人が棄権し他に2人が返り咲きに異論 川裕司 朝日新聞記者 NHK専務理事の異例の返り咲き人事発表から3カ月、いまだその余波は消えていない。4月9日の経営委員会で、NHKエンタープライズ社長からNHK専務理事に3年ぶりに復帰した板野裕爾氏(65)のことだ。専務理事・放送総局長時代の板野氏については、「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターの降板をはじめ政権の意向を忖度してきた、と言われてきた。今回の人事は石原進・経営委員長がリードし、上田良一NHK会長は渋々受け入れた、と見られている。 4月25日付で発令された役員人事は、板野氏と広報局長から理事に昇格した正籬聡氏(58)が新任。児野昭彦専務理事・技師長と中田裕之理事が再任され、荒木裕志理事が専務理事に昇格となるとともに、坂忠宣専務理事と菅康弘理事が退任した。 板野氏は

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    kaos2009 2020/03/20
  • 偽札、ロレックス、上乗せ報酬……漫画のような「関西電力報告書」 - 加藤裕則|論座アーカイブ

    偽札、ロレックス、上乗せ報酬……漫画のような「関西電力報告書」 関西電力の金品受領問題で調査報告書 加藤裕則 朝日新聞記者 関西電力の金品受領問題を調べていた第三者委員会は3月14日、最終的な調査報告書をまとめ、記者会見を開いた。報告書や会見した人の口からは、漫画の世界としか思えないようなキーワードが次々と出てきた。 関電といえば有名大学を出たエリート社員が集まる日を代表する企業だ。その内実は、数多くのルール違反と保身のためか常識外れの行動が繰り返されていたのである。 調査報告書によると、福井県高浜町の元助役・森山栄治氏(昨年3月死去)から金品を受け取っていた関電幹部らは75人(子会社や退職を含む)で総額は3億6千万円相当にのぼる。 役員ら23人が総額3億2千万円相当を受け取っていたとした2018年の社内調査(年)に比べ、関係者が52人増えた。金額はそんなに増えていない印象だが、一人あた

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  • 安倍首相が語った「コロナのピークを遅らせる」と「五輪開催」の政策矛盾 - 佐藤章|論座アーカイブ

    安倍首相が語った「コロナのピークを遅らせる」と「五輪開催」の政策矛盾 検査数はなぜ抑制されているのか。そこを深掘りすると安倍内閣の末期症状が見えてくる 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 安倍政権は完全な末期症状を起こしている。3月14日午後6時過ぎ、首相官邸で開いた記者会見の席上、安倍首相は、自ら気がつかないうちにその末期症状を国民の前にさらけ出してしまった。 しかし、会見に参加した記者たちもほとんど気がついていなかったのだろう。安倍首相の発言の矛盾、あるいは政権が追求する二大政策の大きい矛盾を指摘する質問はひとつも出なかった。 私はNHKとニコ動で会見を見終わった後、すぐにこの矛盾を指摘するツイートを発した。 安倍が最もヌケているところ。「コロナのピークを出来るだけ後ろにずらすことが重要」と言いながら「五輪開催を」と発言している。ピークを数ヶ月遅らせた

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  • HPVワクチンと名古屋スタディ/上 - 鈴木貞夫|論座アーカイブ

    HPVワクチンと名古屋スタディ/上 3万人調査の結果は「子宮頸がんワクチンと接種後の症状に関連はなかった」 鈴木貞夫 名古屋市立大学大学院医学研究科教授(公衆衛生学分野) 「名古屋スタディ」とはなんであったか 厚生労働省が、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するHPVワクチンの「積極的接種勧奨差し控え」を始めてから6年以上が経過した。時の経過の速さと問題の進捗の遅さには驚きを禁じ得ない。私がHPVワクチンの安全性に関する調査研究(いわゆる「名古屋スタディ」)を名古屋市から依頼されたのが2015年の4月だったので、それからでももう4年以上の月日が経過している。 一方で事態は進展していない。今も無料の定期接種対象であることも国民にあまり知られてはおらず、いくつかの動きはあるものの、厚生労働省が今も勧奨を差し控えている現状では1%まで落ちてしまった接種率の向上に結

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    kaos2009 2020/03/15
  • 新型コロナ、公演自粛の嵐の中で演劇を考えた - シライケイタ|論座アーカイブ

    新型コロナ、公演自粛の嵐の中で演劇を考えた 公演はできるのか? 稽古場からの肉声【下】 シライケイタ 劇団温泉ドラゴン代表、劇作家、演出家、俳優 新型コロナの感染拡大を防ぐために、政府によって文化イベントの「自粛」を要請されてから2週間。「出口」のはずだった現在も、まだ、事態は収束していない。公演中止が相次ぐ演劇界は、精神的にも経済的にも、深刻な影響が出始めている。4月1日に演劇公演『SCRAP』の初日を控える気鋭の演劇人シライケイタさんによる「現在地」の報告、2回目です。1回目はこちら。 分からないことが多過ぎる 前回の原稿で、貧乏小劇団の、かなり切実な内情をお話しさせていただきましたが、稽古が始まってからの1週間、実はお金のことはほとんど考えていませんでした。 これはもう、最終的には歯をいしばって乗り越えるしかない。家族を飢えさせるわけにはいかないし、なんとかしなきゃいけない。10年

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  • 元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【2】 - 中川右介|論座アーカイブ

    元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【2】 ほとんどの人が「原発なしでやっていけるなら、原発はいらない」と考えているはずだ 中川右介 編集者、作家 東京電力福島第一原発事故を題材とした映画『Fukushima 50』(若松節朗監督)で、ネガティブな人物として登場した当時の首相。しかし菅直人元首相は「非常に事故のリアリティがよく出ている」と映画を評価している。9年前の3月、東電店との間で何があったかを語ったインタビュー【1】につづいて、映画が描いた時間のその後、事故後にはじまった菅内閣と野党自民党のせめぎ合いを振り返ってもらった。聞き手は菅元首相の著書『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』(幻冬舎新書)も担当した編集者・評論家の中川右介さん。 「大連立は加藤紘一さんを通じて何度も打診していた」 ――映画は、事故については3月15日の2号機が奇跡的

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    kaos2009 2020/03/12
    [海江田(万里)経産大臣から「停止を要請したい」と言ってきたんです。経産省は、浜岡を、いわば生贄として差し出すことで、「浜岡以外の原発は安全なので、定期検査が終われば再稼働していく」というシナリオを書
  • 元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【1】  - 中川右介|論座アーカイブ

    元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【1】 事故のリアリティはよく出ている。ただし描かれていないことも多い 中川右介 編集者、作家 東京電力福島第一原発事故から9年。事故対応にあたった原発職員たちの苦闘を描いた映画『Fukushima 50』(若松節朗監督)が公開されている。映画の中の内閣総理大臣は、怒鳴り散らすだけで役に立たない、ある種の「悪役」として登場しているのだが、当の菅直人元首相は自身のブログなどで「よく出来た映画だ」と、意外にもこの映画を好意的に評価している。菅元首相の著書『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』(幻冬舎新書)も担当した編集者・評論家の中川右介さんが、その真意と事故当時の模様を改めて聞いてみた。 「たしかに、私も大声を出しました」 ――3.11の原発事故を扱った映画は、いくつかありますが、事故の様子をこれだけリアルに再現

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    kaos2009 2020/03/12
  • 新型コロナウイルス対策で専門家の顔が見えない日本 - 浅井文和|論座アーカイブ

    新型コロナウイルス対策で専門家の顔が見えない日 政府には正確で平易な情報発信ができる感染症に強いスポークスパーソンが必要だ 浅井文和 日医学ジャーナリスト協会会長 新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、テレビや新聞、雑誌、ネットメディアなどにさまざまな専門家が登場して見解を述べている。なかには専門家同士で見解がい違うことがある。知識と経験をもつ感染症対策専門家からは「あの人のコメントは間違っている」という話が聞こえてくるのだが、一般国民には誰が信用できて誰が信用できないのか区別がつかない。不安が広がってしまう。この際、政府や公的機関からの情報発信が重要になる。国民に正確でわかりやすく安心できるメッセージを伝えられるか、その手腕が問われている。 英ジョンソン首相は専門家と会見 3月3日、英国のボリス・ジョンソン首相が記者会見を開き、感染拡大に備えた「行動計画」を発表した。 日の安倍

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    kaos2009 2020/03/09
  • 中島岳志「安倍内閣ではコロナ危機を収束できない。今は『石破内閣』しかない」 - 中島岳志|論座アーカイブ

    中島岳志「安倍内閣ではコロナ危機を収束できない。今は『石破内閣』しかない」 石破茂は変わった。彼は静かに勝負に出ている。 中島岳志 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 2018年9月にサイト(論座)に掲載された論考(『中島岳志の「自民党を読む」(1)石破茂』)で、私は石破をⅢに位置づけた。(加筆の上、拙著『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンドブックス)に収録) 石破は小泉内閣の閣僚として新自由主義政策を推進し、「自助努力」の重要性や規制緩和の促進を強く押し出してきた。保育園の拡充や若者世代への福祉政策を説いてきたものの、基調は自己責任論であり、リスクの個人化を追求する「小さな政府」論者だった。 価値観における「リベラル」と、お金の配分をめぐる「リスクの個人化」。彼は典型的な新自由主義者であり、小泉構造改革の延長上に位置づけられる政治家だった。 しかし、である。近年、この姿勢

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    kaos2009 2020/03/05
  • ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた - 赤木智弘|論座アーカイブ

    ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた 自由闊達なコミュニケーションを停滞させる「虚偽申請」 赤木智弘 フリーライター Twitterにログインしてもツイートできなくなる場合、段階は2つに分かれる。1つは、違反と判定されたツイートを指示に従い削除したのち、提示されたペナルティタイムを過ぎれば復帰できる「アカウントロック」。もう1つは、違反ではないことを証明できない限り、アカウントが復帰しない「凍結」だ。 これまで、何度かTwitterアカウントがロックされたことはある。アカウントロックの場合、その原因の多くはNGワードである。僕の場合は、他の人の酷い言葉を批判する目的で引用RTしたところ、それがアカウントロックされたりしていた。しかも、すっかりツイートをしたことも忘れた数年前のツイートである。 アカウントロックの場合は原因とされたツイートを削除して、ペナルティとし

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    kaos2009 2020/02/27
  • 桜を見る会問題 我々野党の責任を嚙み締める - 小川淳也|論座アーカイブ

    桜を見る会問題 我々野党の責任を嚙み締める 国家国民への真摯な思いから湧き上がる正義感、倫理観、使命感、責任感に基づく追及を 小川淳也 衆議院議員 衆議院予算委員会の審議が続いています。 昨年は統計不正、以前は文科省の天下り問題、こうした政府の不祥事や不正を質すことは野党の大きな役割の一つであり、大切な職責の一つと心得て、徹底的に調べ、準備をした上で質疑に立つよう心がけています。 ときに野党は追及ばかり、反対ばかりというご批判の声もあります。これ自体は真摯に受け止めなければなりません。 一方、政権に法令違反の疑いがかかった場合、その疑いを晴らさないまま、政策、つまり法令の執行や改廃を論ずる資格はない。基的にここは野党が手を緩めてはいけないところです。 特に現在、新型肺炎対策に国を挙げて取り組んでいる時期であり、この切迫した課題に対するスタンスとして与野党の別はありません。全国民が高い関心

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    kaos2009 2020/02/11
  • 史上空前の論文捏造事件のどんでん返し - 岩佐義宏|論座アーカイブ

    史上空前の論文捏造事件のどんでん返し 捏造は許されないが、論文は物理学の発展を先取りしていた? 岩佐義宏 東京⼤学⼤学院工学系研究科教授 「史上空前の捏造(ねつぞう)」と言われた米国ベル研究所の論文捏造は、今世紀初頭、ほぼ20年前に起こった。次々に発表された画期的な発見のすべてが捏造だったという特異な事件だった。だが、その後の経過がまた驚くべき道筋をたどっていることは、あまり知られていないのではないか。実は、彼の「発見」が次々と確かめられているのである。筆者自身、彼の報告の中心的成果の一つを実現させた。その結果、この分野の研究がさらに広がっている。科学とはこのように進むものなのか。物質科学の分野で起きたこの事件について、半分当事者という立場から振り返ってみたい。 2年間で50報以上を第1著者として出版 ベル研究所の研究員だったヤン・ヘンドリック・シェーン氏は2000~2001年に、有機材料

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    kaos2009 2020/02/03
  • 警察署長を務めた私にも見えない公安警察の素顔 - 原田宏二|論座アーカイブ

    警察署長を務めた私にも見えない公安警察の素顔 「警察が安倍首相の演説をヤジった人を排除したわけ」続編(1) 原田宏二 警察ジャーナリスト 元北海道警察警視長 「首相演説ヤジ排除」は警察の権限乱用だった 参院選が終わった。警察の選挙違反の摘発は低調だ。 警察庁によると、7月19日までに自由妨害などで全国で8人を逮捕(前回参院選同時期より8人減)、投票日明けの22日現在でも逮捕者は9人(前回同時期より7人減)だという。 4月の統一地方選挙でも低調だった。 私が長く在籍した北海道警察(道警)の違反摘発は、捜査第2課が7月11日に68歳の男性を掲示板のポスターを破った疑い(選挙の自由妨害)で逮捕した事件だけのようだ。買収事件などで逮捕者が出たという報道はない。 この程度の実績なら、警察は選挙管理委員会の告発を受けて摘発する制度に公職選挙法を改正したらどうか。 道警が今回の選挙で残した最大の「実績」

    警察署長を務めた私にも見えない公安警察の素顔 - 原田宏二|論座アーカイブ
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    kaos2009 2020/02/03