勤務する北海道警の捜査資料にあった他人のクレジットカード情報を悪用し、電子マネー17万円分を入手したとして、兵庫県警サイバー犯罪対策課と西宮署は12日、電子計算機使用詐欺などの疑いで、道警帯広署の巡査部長の男(35)=別の電子計算機使用詐欺罪などで起訴=を再逮捕した。逮捕は3回目。 再逮捕容疑は昨年10~11月、帯広署で見た北海道在住の50代男性のクレジットカード情報を悪用し、所有するカード式電子マネーに17万円分を入金した疑い。「お金に困って私1人でやった」と容疑を認めているという。 県警によると、被害者の男性は昨年、落とした財布から現金を抜き取られ、男が所属する帯広署刑事2課が遺失物横領事件として調べていた。 帯広署は、落とした財布に残っていたカードの情報などを捜査資料に記しており、同容疑者は資料を見られる立場にあったという。同容疑者の電子マネーのカードも他人名義といい、県警が入手経路
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