1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 ウォール街の仮想通貨受け入れに貢献したイーロン・マスク氏は、今ではそのツイートでウォール街を怖がらせてしまっている。 ビットコインがこの1週間で4分の1ほどの価値を失ったのは、環境への悪影響からドージコインとの比較に至るまで、マスク氏のツイートが困惑をもたらしたことが一因だ。現在の価格は、同氏が率いるテスラがビットコイン投資の意向を表明した2月当時の水準に戻った。 暗号資産に関するマスク氏の発言は常に、冗談なのか本気なのか不明瞭だが、今回のツイートは業界中に困惑を広げ、仮想通貨を投資先として真剣に受け止めてよいのかという議論が再燃した。 これほどボラティリティー(変動性)が高いビットコインは、インフレヘッジや金の代替投資先になり得るのか。世界で2番目の富豪は単にツイッターでジョーク