「荷物転送」バイトに注意を コロナ禍、SNSで拡散―配送携帯、詐欺悪用・警視庁 2021年02月19日14時44分 スマートフォンを手にする女性=東京都内【AFP時事】 「自宅で安全に稼ぎませんか」。新型コロナウイルス禍の中、自宅に届いた荷物を指定の住所に転送する「荷物転送」と呼ばれるアルバイトを募る書き込みが、インターネット交流サイト(SNS)で広まっている。警視庁によると、荷物の中身はバイトに応募した人の名義で契約された携帯電話で、転送先で特殊詐欺に使われていた。同庁は「コロナ禍で、今後も増加が予想される」と警戒する。 転売電子ギフト、相次ぎ無効化 救済なく泣き寝入り、100万円超も 同庁犯罪抑止対策本部によると、携帯電話を実際の利用者とは別の名義で契約したため、サービス停止となったケースは昨年、同庁が把握している分だけで345件(2019年は18件)に急増した。大半が荷物転送アルバイ