本日(2018年4月27日)、東京・霞が関の日本記者クラブにて、前サッカー日本代表監督ヴァイッド・ハリルホジッチ氏が記者会見を開きました。解任後はじめて、日本の公の場で発言の機会を持ったことになります。 我々はこの会見をどう受け止め、今後何を追求していかなければならないのでしょうか。 コミュニケーション不足だったのはハリル氏ではなくJFA 記者会見に臨むハリルホジッチ氏(撮影:五百蔵容) 予定時間を大幅に延長しつつ語られたハリルホジッチの言葉から見えてきたのは、解任理由として日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が挙げていた「コミュニケーション不足」の存在が、図らずも裏付けられたということでした。 ただしそれは、田嶋会長が言うような監督と選手のコミュニケーション不足などではなく、「監督とJFAのコミュニケーション不足」だったのですが。 会見中ハリルホジッチは、日本代表監督として初めてJF