中国のVRヘッドセットメーカーPimaxは10月26日、毎年恒例の「Pimax Frontier Conference」にて同社の新シリーズ「Pimax Reality series」のコンセプトおよび、その旗艦製品となる「Pimax 12K QLED」の発売を発表した。「Pimax 12K QLED」は、自然さ、自己認識、自由の3つを兼ね備えるという同社の提唱する「VR3.0」構想を実現する「Pimax Reality series」の第1弾となっており、2022年第4クォーター頃の販売開始を予定。価格は2399ドル(日本円約27万3000円程度)となっている。 Pimaxといえばこれまでも、片目4K、両目8Kの高解像度と対角視野角200度を実現した「Pimax Vision 8K X」など高解像度・広視野角のハイエンドVRゴーグルを販売してきたことで知られる。今回、発表した新製品「Pi
「東京ゲームショウ2021」は、史上初となるVR会場をオープンした。9月30日(木)9時~10月3日(日)26時の間、幕張メッセのリアル会場と合わせてゲームショウの一部として楽しめる。VR会場へはパソコンまたはVRヘッドセットからアクセス可能だ。 2つのVRプラットフォームを組み合わせたクロスプラットフォーム形式での開催となっており、メイン会場となる「GAME FLOAT」は「xambr」、空に浮かぶ「GAME FLOAT SKY」は「DOOR」が採用されている。 本記事ではGAME FLOAT会場をメインにレポートをお送りしたい。 入場するワクワク感 「GAME FLOAT」の専用アプリを起動すると会場まで歩いて入れるようになっている。壁には歴代の東京ゲームショウのポスターが飾ってあるためイベントの歴史を感じられ、徐々に期待感が高まっていく。過去にゲームショウに参加したことがある人は、そ
PANORA読者の皆さん、初めまして。中国でコンテンツ業界に10年ほど従事している岸嶺ミミムと申します。2017年にAnimeJapanで初めてキズナアイに出会い、VTuberという存在に魅せられて色々と観察させてもらっています。今ではキズナアイ自身はバーチャルYouTuberを名乗らなくなってしまいましたが……。 さて本稿では、中国のVTuberの盛り上がりや、中国で人気があるVTuberについてご紹介したいと思います。 2017年6月29日時点でのKizuna Aiの微博アカウント(作者スクショ) キズナアイの微博開始がスタート地点 2017年6月26日は、キズナアイが中国のSNS「微博」で活動を始めた日です。いわゆるVTuberが中国に登場してから、早くも5年目となりました(キズナアイ本人はバーチャルYouTubeと名乗っていますが、ここではほかのタレントも含めてVTuberに統一し
Facebook傘下のOculusは米国時間の9日、一体型VRゴーグル「Oculus Quest」向けハンドトラッキング機能の初期版を今週に、開発者向けのSDKは来週にそれぞれリリースすると発表した。 今年9月の開発者向けイベント「Oculus Connect 6」にて発表した機能で、コントローラーを持たずに素手でバーチャル空間にあるものを操作できるようになる。Questのソフトウェアをバージョン12にアップデートし、「Experimental Features」メニューにあるハンドトラッキングをオンにすると利用可能だ。初期版では、ライブラリやストアなどのホーム空間のほか、ブラウザーやOculus TVなども対応している。
Facebook傘下のOculusは米国時間の18日、一体型VRゴーグル「Oculus Quest」をPCにつないで使える「Oculus Link」のベータ版提供を開始したと発表した(関連記事)。Rift/Rift S向けに提供しているPC向けの設定ソフトをダウンロードし、UBS 3.0ケーブルを別途用意してつなぐことで、Rift/Rift S用のソフトが使えるようになる。 Oculus QuestはPCやスマホを使わず、外部のセンサーもなしで単体で動作する一体型のVRゴーグルだが、描画性能に関してはPCのほうが上で、提供しているソフトもRift/Rift Sよりも少数だ。Oculus Linkを利用することで、一体型の手軽さとPC VRの性能の高さの両方のメリットを享受できるようになる。 現状では、アンカーのUSB 3.0ケーブルを推奨しており、年内にケーブル長が5mで移動しやすい光ファ
バーチャルキャストといえば、「ちょっと間違った未来をつくる」を標語にドワンゴとインフィニットループが2018年に立ち上げた企業だ(関連記事)。 VR空間においてリアルタイムでコミュニケーションできる「バーチャルキャスト」を始め、3Dアバターの標準規格「VRM」、アイテム・背景データのフォーマット「VCI」、VRMやVCIを各種VRサービスで利用するための流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE」など、わずか1年半ほどの間に矢継ぎ早に新サービスを立ち上げてきた。 そして10月1日、なんと川上量生氏個人がバーチャルキャスト社に単独で出資するというニュースが飛び込んできた。一体、この資金調達で何を実現したいのか。同社のCTO・岩城進之介氏とCVOの山口直樹氏にインタビューしたところ、ソーシャルVRプラットフォームを目指すという壮大なビジョンが示された。 一度買ったアイテムを他のアプリ
バーチャルタレントのキズナアイちゃんは30日、自身の3歳の誕生日を祝うライブ「A.I. Party! 2019 〜 hello, how r u?」を東京・平和島のHY TOWN HALLにて開催。そのイベント中、かねてよりネットで話題になっていたアイちゃんの「分裂」について初めて本人が言及した(経緯についてはこちらの記事を参照)。 イベント中は、2人目、3人目となるアイちゃんも出演してMCを手伝っていたが、さらにアンコール後、4人目となる中国語版をインストールしたアイちゃんをお披露目するというサプライズを見せた。 バーチャルYouTuberというジャンルを創出し、バーチャルタレントのトップとして今も突き進むアイちゃんが語った決意が業界にとって非常に重要なことと感じたので、以下に全文を書き起こした。 �以下、一部の画像はYouTubeより引用している。 「世界中のみんなとつながりたい」 こ
キズナアイちゃんといえば、バーチャルYouTuber(VTuber)の始祖で、今やバーチャルタレントとして業界を牽引している存在だ。そんな彼女が5月半ばからYouTubeに投稿している、彼女が4人出てくる動画シリーズが今、VTuber業界で話題になっている。 特に賛否両論上がっているのが、オリジナルのアイちゃんと、別の「魂」(アイちゃんはAIなのでソフト?)をインストールして声質や仕草がまったく異なるアイちゃんが共演している動画だ。 旧来のファンからすると見慣れたアイちゃんが変わってしまう危機感を抱いたのかもしれない。そうした気持ちも非常にわかるものの、一連の動画を追っていくと、「VTuberとは?」という本質を問いかけて、その可能性を広げるめちゃくちゃ面白い試みをやっていることがわかる。本稿で簡単に解説していこう。 なお、動画のネタバレが多分に含まれているため、まっさらな心で見たい方は、
IVRは22日、東京都上野にあるカフェスペース・Vkawaii道場にて、声優の鈴木南名子さんを講師に招いたセミナー「現役声優が教える、美少女ボイス講習会!」を開催した(ニュース記事)。 90人を超える応募から選ばれた8人がバーカウンターに並び、ティアックのボイスチェンジャー機材「MiNiSTUDIO CREATOR US-42W」を使いながらかわいい台詞を女声で読み上げるトレーニングを行なった。約3時間に渡る濃密な時間をまとめていこう。 ちなみに会場となったカフェの表には巨大なQRコードが掲げられており……。 スマホで撮影すると看板が現れるというAR仕様だった。 いきなりのスパルタ教育に戸惑うメンバー ここ数ヵ月、バーチャルYouTuber(VTuber)業界で注目されているトレンドのひとつに「バ美肉」(ばびにく)がある。「バーチャル美少女受肉」という言葉の略で、主に男性クリエイターが自分
グリーは10月30日、中国Bilibli Inc.との日本・中国国内におけるスマートフォンゲーム事業および、VTuber事業について業務提携契約を締結したことを発表した。 業務提携にあたって大きな動きは2点。合弁会社の設立および共同開発、そしてVTuber事業での協業だ。 bGゲームス(株)を共同設立! 三木一馬氏がプロデューサーに 2018年12月にグリー、bilibiliが共同で出資し、ゲームの開発・運営を主要目的としたbGゲームス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:張 峰)を設立予定。 第一弾の事業として、ライトノベル「とある魔術の禁書目録」や「ソードアート・オンライン」などを担当している三木一馬氏、拡散性ミリオンアーサーなどを手がけている安藤武博氏をプロデューサーとして迎え、日本および中国市場向けのスマートフォンゲームアプリの開発をすでに開始している。 この合弁会社の代表を務め
3日、イギリスの大手メディアであるBBCはバーチャルユーチューバーの特集記事を公開した。2017年に日本から始まったバーチャルユーチューバー(VTuber)の軌跡から英語圏でのファンコミュニティまで取り上げ、世界的にどのような影響を与えるのかについて説明している。 BBCはYouTubeにおけるVTuberの担当者に取材し、YouTubeではVTuberのトレンドが2017年の終わりから始まって今も成長しつづけており、2018年の1日あたりのVTuberの動画の視聴者数は2017年の4倍になると予測していることが語られている。 記事内ではキズナアイを中心に語られているものの、猫宮ひなたやYamato AmiなどのVTuberも紹介されている。VTuberに対する企業の関心については、GREEが100億円の投資を行ったことや花王が月ノ美兎と行ったイベント「月ノ美兎のバーチャル”生”お洗たく大
ドワンゴは13日、4月28、29日に開催するイベント「ニコニコ超会議 2018」の発表会を実施。その中で、インフィニットループと共同開発したWindowse PCとPC向けVRゴーグルを使ってバーチャルYouTuberになりきれる「バーチャルキャスト」のβ版公開を発表した(ダウンロードページ)。 *詳報はこちら → 【詳報】VTuber配信ツール「バーチャルキャスト」 できることや必要機材、配信のやり方をまとめ! niconicoのユーザーである「みゅみゅ教授」が制作したVRライブシステムが元になっている。 バーチャルキャラクターになって、ほかのバーチャルキャラクターのVR生放送に参加(凸)したり、VR空間にコメントを表示して持ったりすることが可能だ。 pic.twitter.com/aezY1Ouduj — Minoru Hirota@GDC (@kawauso3) April 13,
バーチャルYouTuberの一人である「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」こと「ねこます」氏は28日、投稿した最新動画「カメラに向かってありがとう【010】」にてコンビニバイトを退職することを明らかにした。時期や次の職場などについては明言していない。 退職の話は5分18秒あたりからで、「そもそもこのチャンネルを始めた理由が最終的に自分の希望する3DやUnityのところ(職場)に行けたらいいなということから始まっているので、コンビニをやめられるきっかけができたら、それが理想だったので当然コンビニバイトは辞めます」と告白。 さらに「コンビニキャラクターじゃなくなったせいでアイデンティティの喪失じゃーとなる面もあって、それはそれでさみしいのじゃが、みんなのおかげで数字をいただいて、それをきっかけに新しいステップに進めるチャンスが出てきたのだから進めなければいけない。このまま嘘をつ
日本のVR開発者の中には、SteamやOculus Storeを通じて自分のコンテンツを海外に向けて売りたいと考えいてる方も多いはず。一方で、言葉を英語などに置き換えて、オンラインストアに出しておけば売れてくれる……というほど話はカンタンではない。 海外のキーマンやメディアに連絡を取って、自分の作品をアピールするためにはどうすればいいのか。展示会でより効率的に多くのお客を集めるためにはどんな手法があるのか。「STYLY」(スタイリー)を手がけるスタートアップ企業、Psychic VR Lab(サイキックVRラボ)にてCAO(Chief Alliance Officer)を務めるMir Nausharwan(ミール・ノシェルワン)氏にインタビューした。 ●ミール氏略歴 東京生まれ。インドのパンジャブ大学にてビジネス・コマースを専攻。6つの言語を話せるスキルを活かし、DeNAやグリーなどで6年
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