2021年10月21日のブックマーク (8件)

  • 連作の楽しさ❗️「夏の華」 - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

    3作目(2021年8月2日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年6ヶ月) *それは暑い夏の日だった 8月初旬。暑かったですね。 この夏は義母クレバァの遺品から見つかった千代紙を積極的に「お題」していました。 この日は浴衣のように粋で素敵な「紺地に花と波模様」と、 実に暑苦しい(⁉️)赤と黄色の格子模様を選んでみました。 *「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について 一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。 私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付き

    連作の楽しさ❗️「夏の華」 - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/10/21
    強い色の組み合わせですが、チャキチャキした少女の浴衣や暑い夏の夜を思わせる生き生きとした印象を受けましたよ〜!おママさんお気に入りのハワイの包装紙、どことなく和の雰囲気もあって使いやすそうですね。
  • 五日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (大指のような足とカニのような目を持った石) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 明くる五日の夜ハ、権八も来たり、咄《はな》しつ「中/\刃物術《はものわざ》には及ばざりし化け物、誠に怪敷次㐧《あやしきしだい》」など申しける處に、やがて米三斗ばかりなる石壱つ走り来たりける。 是を見るに、大指の如き足有りて這《は》ひ、蟹《かに》の如く成る眼《め》有りて睨《にら》み、権八が方に向かひて走り来たる。 権八ハ慌《あは》たゞ敷《しく》刀取りて切らんとせしが、平太郎が押し留めし故、すべき様《やう》無くて帰りける。 扨《さて》、夜明けて後、臺所に有りしを見れバ、近所に有りける車留めの石成りしが、「嘸《さぞ》な、化け物ゝ取り来てかくは仕立てたる成るべし」と申しける。 【

    五日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/10/21
    巨大なタラバガニ(美味しい脚部分が指)が全速力で向かってくるみたいな感じでしょうか。いやだなぁ。しかしそんな重量のあるものを素手で押し留める平太郎が妖怪、という説。
  • 四日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (舞い散る鼻紙) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 四日の夜は、水瓶《みずがめ》に入れ置きし水凍り、又ハ茶釜《ちゃがま》の蓋《ふた》開き難《がた》く、火吹竹《ひふきだけ》吹きても風通わざりける。 斯様《かよう》の怪しき事、品/\有りしが、後は違ひ棚に置きし鼻帋《はながミ》、次㐧/\に一枚ヅヽ散り上がりて、蝶の飛ぶ様《やう》に見えしとぞ。 是《これ》などハ明くる日も散りて有りしまゝにて、その跡のまざ/\と残りて有りハ夢とも覚えず、確かなる事どもなりける。 【現代語訳】 七月四日の夜は、水瓶《みずがめ》に入れておいた水が凍り、茶釜《ちゃがま》の蓋が開かず、火吹竹《ひふきだけ》を吹いても息が通りませんでした。 このような怪奇現象が色々ありましたが、最後は違

    四日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/10/21
    コワイ!って言うより、茶釜の蓋が開かず火吹竹を吹いても息が通らずって、ただのチマチマした嫌がらせじゃあ?ひとつ前の逆さペロペロ生首はけっこう怖かったので、今回の妖怪はもう少し工夫すべしですわねぇ。
  • 三日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (ネズミの巣穴から現れた女の生首) (天井からぶら下るひょうたん) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 明くる三日の夜ハ、居間なる隅《すミ》にて、鼠《ねづミ》の巣の有りしに、その小さき穴より、女の生首逆様になりて、髪を突き立てゝ歩み行きたり。 扨《さて》、平太郎が膝《ひざ》に上がり、頭《かしら》に登りて首を廻りつゝ、所〻を舐《ねぶ》りしとなり。 其の心地、言はん方も無かりしが、程無く消え失せけるとぞ。 同じ夜半の頃ハ、天井に青/\として、円《まど》かなる物見えしが、瓢箪《へうたん》の蔓《つる》を引きて、頓《やが》て平太郎が臥したる上に下がりけるとなり。 【現代語訳】 翌、七月三日の夜は、居間の隅にネズミの巣があったのですが、その小さな穴から、女の生首が

    三日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
  • 二日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (行灯の灯が長く燃え上がる) (部屋の中が水で満たされる) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 然《さ》れバ二日の夜も行灯《あんどふ》明かしけるに、火長く燃え上がり、後は天井に燃え付くと見えにける。 権八は予《かね》て約せしに任せ、宵より来たりしが、この躰《てい》を見るより、殊《こと》に氣を焦《あせ》りけれども、平太郎が騒がざれバ、後止む事無く帰りける。 其《そ》れより平太郎も捨て置きて臥しけるに、彼の焼けしと見えし天井を見るに、何の跡も無かりけるとぞ。 其の夜、平太郎臥しけるに後、居間の内、何とやらん生臭く覚えしが、俄《にわ》かに水 湧《わ》き出て、鼻へも入るかと思はれ、頓《やが》て起きて見れば、一間の内に湛《たゝ》へてける。 後ハこれも潮《うしほ》

    二日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
  • 一日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (平太郎を掴む大きな鬼の手) (権八の蚊帳の外を歩き回る一つ目童子) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 扨《さて》、百物語せし後も何事も無く過ぎしが、「其の術《わざ》有れば、其の印《しるし》有りける」にや、六月も過ぎ、七月朔日の夜、平太郎権八が両家に、また類《たぐひ》無き化け物来たりける。 平太郎が宅に出でしハ、其の形定かに見えざれども、小山とも思《おぼ》しき程、鬼の如くなる者、眼《まなこ》は一ッにて、其の光、表の方より写りける程に、平太郎臥したる側《そば》なる障子《しやうじ》、火の輝くが如くにて、平太郎も驚き、「然《さ》らば、實証《じつしやう》を見ばや」と障子を開かんとせしに、少しも開かず。 猶《なほ》、押し開けんとセし内に、障子引き裂け、大いなる

    一日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
  • 発端『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回から、ももはな (id:however-down) さんのリクエストにお応えして、『稲生物怪録《いのうもののけろく》[「いのうぶっかいろく」とも]』を読んで行きたいと思います。 とは言っても、『稲生物怪録』は出版されたものではなく、書き写されて伝わったもので、色々なパターンの写が存在します。 『稲生物怪録』というのも、あくまでもこの系統の作品の統一書名で、タイトルも写によってマチマチです。 今回紹介するのは、絵系と呼ばれる系統の一冊で、タイトルは『稲生平太郎妖怪記』となっています。 今回紹介する写は、絵も字も下手であまり出来が良くないのですが、ブログに載せても大丈夫なのがこれしかなかったのでヾ(๑╹◡╹)ノ" なお、【原文】では、誤字脱字はできる限り修正しています。 挿絵の位置も文と合っていないので、合わせました。 (左下に蓑笠で比熊山を登る平太郎の姿) 新日古典籍総合デー

    発端『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
  • はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えてみる - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

    (2021年8月23日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年6ヶ月) *はてなブログ10周年ですって 私はこれまで全くと言っていい程はてなブログの「お題」に参加したことがありません。別に考えや特別の主義主張があるわけでもないのですが、いつもボンヤリとやり過ごしてきました。 でも今回は乗ってみようかしら。 なぜなら、年末には当ブログも丸5年になります。 しかも、全く気が付かなかったのですが、投稿記事が1000を超えていました。この記事が1005番目ですって❗️ 毎日更新されているブロガーさんなら大した数字ではないのでしょうけれど、私の場合は週3回更新で今年は半月以上休んだりしていますから、今更ながら「1000回も更新したのですか❗️」とびっくりしております。 チリも積もれば山となる。 感慨深いです。それで、少し自分を振り返ってみるのも良いのではないかと思いました。(^○^) はてなブログ

    はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えてみる - アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜
    kapibara5168
    kapibara5168 2021/10/21
    1000記事突破おめでとうございます!最近月イチもあやしい自分、気を引き締めなければ…。お題でチャーコさんの人となりや背景も知れて楽しかったです。おジジさま最近まで現役だったのですね。皆さまを尊敬です!