インタビューで笑顔を見せる日本維新の会の松井一郎代表=大阪市北区で2021年10月31日午後11時2分、藤井達也撮影 「実績を積み上げるために、今日からスタートだ」。日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は31日夜、大阪市内のホテルで記者会見に臨み、厳しい表情を崩さずに語った。候補を擁立した大阪府内の15選挙区で全勝し、自民党候補を圧倒。新型コロナウイルス対応で知名度を上げた吉村洋文副代表(大阪府知事)の人気も追い風に、議席を大幅に伸ばした。 午後10時ごろから始まった会見で、松井氏と吉村氏は小選挙区で当選を決めた候補者の札をボードに掲げた。その後、松井氏は「選挙は与党の勝利で、岸田内閣が信任された。厳しい戦いだったが、法案を単独で出せる力を頂いた。政策を実現すべく、これから死力を尽くしたい」と今後への思いを淡々と述べた。吉村氏は「大阪で改革の実績を積み上げてきたことが評価された」と勝因を
31日に投開票された衆院選で、日本維新の会が単独での法案提出が可能な21議席以上を獲得し、自民党、立憲民主党に続く第3党に躍進した。改革路線を前面に打ち出して岸田文雄政権との対決姿勢を強める一方、主要野党とも一線を画すことで「第三極」の支持層を取り込んだといえる。全国政党への脱皮を果たし、来年の参院選に向けて存在感を高めていきたい考えだ。 【写真】辻元清美氏を破った維新の新人・池下卓氏 維新の松井一郎代表(大阪市長)は同市内のホテルで開いた記者会見で「今回は与党の勝利」とした上で、公約にしている国会議員定数の削減について「単独で法案を出せる力をいただいた。われわれが先頭を切って提出したい」と述べた。 また、衆院選後に代表選が実施された場合は不出馬を明言。会見に同席した吉村洋文副代表(大阪府知事)も同じく出馬を否定した。 維新は今回の衆院選で、全国の選挙区と比例代表を合わせて96人の公認候補
衆議院選挙は小選挙区と比例代表を合わせた465議席の配分が決まりました。 自民党は選挙前の276議席から減らしたものの、単独で国会を安定的に運営するためのいわゆる「絶対安定多数」の261議席を確保しました。 立憲民主党は選挙前を下回り100議席を割り込みました。 一方、日本維新の会は選挙前の4倍近い議席を獲得し第三党に躍進しました。 衆議院選挙は小選挙区と比例代表をあわせた465議席の配分が決まりました。 ▽自民党は追加公認した2人を含め、小選挙区で189議席、比例代表で72議席の合わせて261議席を獲得しました。 ▽立憲民主党は小選挙区で57議席、比例代表で39議席の合わせて96議席。 ▽公明党は小選挙区で9議席、比例代表で23議席の合わせて32議席を獲得しました。 ▽共産党は小選挙区で1議席、比例代表で9議席の合わせて10議席。 ▽日本維新の会は小選挙区で16議席、比例代表で25議席の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く