与那国島の名産のひとつ、クバの葉で巻かれた泡盛ボトル。見た目がとても可愛いこのボトルはどのように作られているのでしょうか?今回も『カチダイ』でお世話になった、『国境の酒どなん』でお馴染みの国泉泡盛合名会社さんにお願いして見学させてもらうことができました。 ところでクバとは? 与那国島にはクバの森がたくさんある クバとは沖縄の方言でビロウのこと。 ビロウとは15mほどに成長するヤシ科の常緑高木。葉っぱは掌状で2mほどにもなりとても丈夫。もちろん与那国町の町木になっています。また、沖縄市のマンホールにもクバの木がデザインされていたりもします。 葉や幹は工芸品や民具などに使用されることが多くあります。特に葉は色々と使われていて、クバ笠やクバオウジ(扇)、クバジー(ウブル)と呼ばれる水汲みや柄杓などの民具。屋根に葺いたり、サバニの帆にも使われていたことも。 丈夫な幹は床材として、また三線の棹に使わ
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