今日、4月25日はチベット第二位のラマ、チベットの月と喩えられる11世パンチェン・ラマのお誕生日ということで、ダラムサラほか世界各地のチベットコミュニティーでこの日が祝われた。一般的には誕生日ということで祝うべき日であるが、11世パンチェン・ラマ・ゲンドゥン・チュキ・ニマは、ダライ・ラマ法王が先代パンチェン・ラマの転生者であると正式に発表した直後、1995年5月17日に家族と一緒に当局により拉致され、その後今になるまで、生死不明、行方不明のままであるということで、チベット人にとっては悲しい日でもあるのだ。 宗教を否定する唯物論者であるはずの中国共産党は、独自に選んだ一人の子供ゲルツェン・ノルブをこれが本物の11世パンチェン・ラマであると宣伝した。彼は今、中国の仏教界を代表する一人という地位を与えられている。しかし、残念ながら普通のチベット人は彼を「偽パンチェン」と呼ぶだけである。 中国共産
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