「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで11月1日から開催。日本の現代美術アーティスト28組が「あなたのドラえもんをつくってください」をテーマに作った作品を展示しています。2018年1月8日まで。個人的な注目はしずかちゃん(原作的にはしずちゃん)の裸です。 まずは、鴻池朋子さんの「しずかちゃんの洞窟(へや)」。 大きな皮緞帳(かわどんちょう)に描いたのは、赤いメスの狼にくわえられた全裸のしずかちゃん。しずかちゃんの周囲はカエルの卵、カナヘビ、ツバメ、カワウソなど生き物のモチーフで満ち、本物の毛皮でできた「四次元ポケット」がついた構成です。鴻池さんは「シラ — 谷の者 野の者」など、オオカミのイメージが強い作家さん。よく見ると全裸のスネ夫も浮かんでいて、かわいいです。 次に目に入ってくるのが、会田誠さんの「キセイノセイキ~空気~」。