【置き場所を変えるだけで「ここまでミニサイズか」と驚かされる自動車の広告】や【「比類無き大きさ」がひと目で分かるプロモーション】などのように、物事の反応・状態・環境を通常ではありえないほどオーバーに表現したり、サイズを巨大化するなど「非日常性」を演出して注意をひきつけると同時に、表現対象の効力をアピールする方法がある。前者の例なら、実際にこのようなミニサイズの自動車は無いのだが、見た人は「そこまで小さいのか」と半ば冗談であることを認識しつつ、記憶には「小さい」ことが強烈に刻まれるわけだ。今回紹介するのも、その類のプロモーション。「そんなバカな」と驚き、ツッコミを入れつつも、オーバーに表現された該当商品の高性能さを、強く印象づけられる仕掛けである(I Believe in Advertising)。 これはブラジルで扇風機メーカーのArnoが展開したプロモーション。ブラジルでは猛暑で扇風機が
![展示品一つの追加で絶大な効果を表現したプロモーション](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e5cc0e2f87a2b69032f2114b1fe28b894739a5de/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FypQdQBHrMCI%2Fhqdefault.jpg)