ボタンは私たちにもっとも身近な、ごく普遍的なインタラクション要素です。とてもシンプルなUI要素でありながらも、ここ数十年でそのデザインは大きく変化しましたが、いつの時代も大事なのはその明確さと認知性でした。 この記事では、ボタンデザインの進化を振り返り、効果的なボタンを作るための方法論について見ていきたいと思います。 スタイルの進化 立体的なボタン 昔からOSのボタンデザインは、周りの要素からボタンを見分けるためにレリーフとシャドウを使ってきました。 なぜこのデザインなのかというと、シンプルな原理が基本となっています。ボーダー、グラデーション、ドロップシャドウを使用して背景とコンテンツに対してボタンを引き立たせ、クリックできる要素だということを簡単に識別できるようにしているのです。