大相撲九州場所で大関・稀勢の里が26日、14日目の取組に勝ち、年間最多勝を決めました。優勝していない力士の年間最多勝は初めてです。 九州場所では日馬富士が初日に黒星、稀勢の里が前半戦で2敗を喫したため、2人はいったん並びましたが、12日目の直接対決では稀勢の里が勝ち、ふたたび1勝のリードを奪いました。 稀勢の里は13日目に敗れたため、ふたたび並ばれましたが、14日目に稀勢の里が勝ち、日馬富士が敗れたため、千秋楽を残して、稀勢の里は68勝、日馬富士は67勝としました。 この結果、千秋楽の結果しだいで2人が並ぶ可能性はあるものの、稀勢の里は初めての年間最多勝を決めました。年6場所制となった昭和33年以降、優勝していない力士の年間最多勝は初めてです。また、日本出身力士の年間最多勝は平成10年の横綱・若乃花以来、18年ぶりです。 横綱・白鵬は、秋場所の休場が響き、26日の取組を終えて61勝となって
大相撲の元横綱千代の富士の九重親方(本名・秋元貢)が31日、東京都内の病院で死去した。61歳だった。 同親方は2015年名古屋場所を全休し、膵臓(すいぞう)がんの手術を受けた。その後は職務に復帰していたが、最近はがんの転移が見つかったとされ、闘病を続けていた。 九重親方の略歴は以下の通り。 ◆九重貢(ここのえ・みつぐ)元横綱千代の富士。本名は秋元貢。1955年(昭30)6月1日、北海道松前郡福島町生まれ。70年秋場所初土俵。75年秋新入幕。81年秋から横綱に。通算1045勝。優勝31回。三賞7度。金星3個。89年には国民栄誉賞に輝いた。91年夏場所限りで引退後、年寄陣幕襲名。92年4月に九重を襲名し部屋の師匠に。08年2月に理事初当選。広報部長、審判部長、巡業部長などを経て、12年2月から事業部長。15年名古屋場所を休場し、膵臓(すいぞう)がんの手術を受けていた。家族は夫人と1男2女。現役
民進党の野田佳彦前首相(59)は参院選公示となった22日、大相撲の横綱・白鵬の相撲を引き合いに出して安倍政治を批判した。 自身の地元でもある千葉選挙区の小西洋之氏(44)の応援演説で、蓮舫代表代行とともにJR千葉駅前に立った野田氏は「安倍政治は白鵬の相撲に似ている! 立ち合いが汚い! 左手で張ったと思ったら右ヒジを顔面に入れる。左手がアベノミクス、右ヒジが安保法の強行採決なんですよ、みなさん! で、眼窩底(がんかてい)骨折させられる。顔面は鍛えられないんです!」と訴えながら「王道を外れた邪道、覇道、外道の政治を倒そうじゃありませんか!」と呼び掛けた。 野田氏は格闘技ファンとして知られ、演説でも時折、プロレスなどの話題を出すことがある。
エンタメ 大相撲春場所千秋楽の白鵬バッシングに感じた違和感は主語を思いっきり大きくとると「日本社会のルールというものに対する意識のユルさ」なのではないか? - 🍉しいたげられたしいたけ
別のことを先に書こうと思っていたが、時事ネタなのでササっと書いてしまう。 「はてな」トップの「エンターテイメント」に、大相撲春場所千秋楽の結びで白鵬が見せた変化に対する記事が2件並んでいた。 スポンサーリンク 痛いニュースと… blog.livedoor.jp 札幌訪問型鍼灸治療院つちだ さんのところの記事である。 www.cloudsalon.net 私の意見は後者のブコメに書いた通り、「変化がある」という可能性はないよりあったほうが面白いし、変化をルールで禁じるなんてとんでもない、というものだ。むろんそうでない意見も多い。異なる意見があることは当然だ。しかし私と異なる意見のブコメを読んでいて、何となくモヤモヤと感じた違和感を言語化できそうな気がしたので書いてみる。 それは、「明文化されたルールより不文律を尊重すべき」とでもいうような空気だ。 大相撲で変化をルールで一律に禁止することはで
白鵬が「変化」で勝ったことについて、ネットではめちゃくちゃ叩かれてます。 blog.livedoor.jp 批判コメがすごいですね。「こんなの相撲じゃねぇ!」みたいなコメントが散見されます。 たしかに正々堂々ぶつかり合うというのが、相撲をするうえではあるべき姿でしょう。 しかし、白鵬のやり方がルール違反していない点は見逃せません。 モラルとルールの問題はしばしば話題になります。 モラルを重視して果敢に攻めるやり方をすれば徳があるとして褒められますし、卑怯なやり方をすれば叩かれます。 しかしモラルが結果を保証するということはなく、見るに堪えないやり方で勝つパターンも少なくありません。 結果がすべての世界では、そうなってしまうのも当たり前のことでしょう。 プロの人間であれば結果で判断されますし、そうである以上は手段にこだわってはいられません。 あくまでも結果が第一であり、モラルというのはおまけ
横綱白鵬(30=宮城野)の「猫だまし」に対し、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が苦言を呈した。 白鵬-栃煌山戦でのこと。白鵬は立ち合い直後、相手の顔の前で両手をバチンと合わせる猫だましでかく乱。左にひらりと動いて、栃煌山を泳がせた。相手が振り向くと再度、猫だまし。得意の右四つに組み止めて寄り切った。 北の湖理事長は「(猫だましを)やるってのは、なかなかありえない。やられる方もやられる方だけど、やる方もやる方。横綱としてやるべきことじゃない。横綱がやるのは前代未聞なんじゃないの?」とあきれ気味。観客もあっけにとられた一番で「拍手がないじゃない。お客さんはどう見ているか分からないけれど…」と続けた。 格上の横綱が繰り出す猫だましは、相手をなめたようにもとらえられかねない。同理事長は「みんな(モヤモヤした)気持ちが残っちゃうでしょ? 横綱はそういう風に見られちゃだめ」と指摘した。
夢見心地だった。西前頭筆頭の嘉風(33=尾車)が、10度目の挑戦で横綱白鵬(30=宮城野)を破った。昨年秋場所の横綱鶴竜戦以来、自身3個目の金星。「信じられないというのは、こういうことなんだと思った。よく、五輪や世界選手権で『信じられないです』というインタビューを聞いたことがあって、ウソだろと思っていたけど、本当にあるんですね」。喜びを爆発させるわけではない。しみじみと、淡々と語った。そしていつまでも、どこかふわふわとした居心地を味わっていた。 無我夢中の取組だった。「今まで横綱と対戦してきたことを頭にいれてやった。四つに組まれたら相撲は取れない」と、突き、押しと激しく手を出した。途中で見合う場面もあった。そして最後は引き落とし。ただ、記憶が途中で飛んでいた。「勝ったことは、お客さんの声援で気づいた。すげえな、オレ。勝ったんですね。どうやって勝ったんでしょうね」と笑った。7秒3の相撲にはず
横綱白鵬(30=宮城野)が、秋場所3日目からの休場を発表した。 この日朝、東京・墨田区の病院で検査を受けた後「左膝の炎症がありましたね。力が入らない状態ですから、休場ということになりました。皆さんに申し訳ないと思いますけど、大目に見てもらいたいと思います」と話した。同時に、日本相撲協会に「左大腿(だいたい)四頭筋腱炎(けんえん)で4週間の加療を要する見込み」という診断書を提出した。白鵬の休場は2007年名古屋場所の横綱昇進以降初めてで、大関だった06年九州場所以来3度目。3日目の対戦相手だった碧山は不戦勝となる。 白鵬は初日の隠岐の海戦、2日目の嘉風戦と連敗。横綱昇進後、連敗スタートは初めてで、2日目の取組後には左膝の異変を明かし、病院で診察を受けていた。白鵬によると、左膝故障は夏巡業で右足親指を痛めたことがきっかけ。「やっぱり、巡業中に右足を痛めて、かばっちゃったのかな。中途半端な気持ち
減量をあきらめちゃった!? 大相撲の関脇逸ノ城(22=湊)が4日、岐阜巡業でダイエットを終結する考えを明かした。 衝撃の言葉が出たのは、昼食の弁当を食べた直後だった。「体重のことはあまり気にしてません。無理してやせようと思ったら、余計に疲れると思う。ご飯を少なくすると、余計に疲れて体が持たない。190キロ台になればいいと思うけど、210キロ台にいかなければいいッス」。 来日した5年前は約130キロ。それが、みるみる増えて4月の計測では207キロに。けがにもつながりかねない事態に減量を決意し、甘い物や白米を控えめにした。6月からは270キロまで量れる体重計で1日3度計測する「計るだけダイエット」を導入。30分の散歩もしてきたが、効果が表れるどころか逆に208キロまで増えた日もあり、逸ノ城の心も折れたようだ。 減量成功をアピールするテレビCMを見ても、もう心は動かない。「自分は絶対無理ッス。で
佐々木一郎 @Ichiro_SUMO 今日の日刊スポーツは、旭天鵬関の引退会見の様子、入門からの全成績表、現役最後の日付入りのサイン色紙プレゼント企画、などを掲載しております。 2015-07-28 11:51:53 佐々木一郎 @Ichiro_SUMO 旭天鵬1)紙面に載らなかった話を少し。 日本人の横綱や、日本出身力士の優勝を願う声について、どう思いますか? 3年前、旭天鵬関に聞いたことがある。少し考えて、こう答えてくれた。 2015-07-28 20:07:51 佐々木一郎 @Ichiro_SUMO 旭天鵬2)「いろんな意見があって当然だと思う。でもね、外国の人だって、日本の文化を学んで、まげを結って相撲を取っている。そこに日本も外国も関係ないでしょう? そうやって応援してもらえたらうれしいな」。この人だからこそ、説得力があるように聞こえた。 2015-07-28 20:09:08
大相撲での「引退」は寂しく、やはり難しい。名古屋場所で、つくづく感じた。 元関脇で40歳の旭天鵬が、千秋楽から一夜明けた27日に引退を表明した。以前から「十両に陥落したら相撲は取らない」と公言していた。そして13日目の黒星で、陥落は濃厚になった。 だが「引退する」という言葉は、会見まで口を閉ざした。なぜか-。角界には不文律がある。「引退する」と口にすれば、その日のうちに相撲協会に引退届を提出しなければならない。以降、土俵に上がることも許されない。小錦が、まさにそうだった。 97年九州場所14日目の朝、師匠の高砂親方(元小結富士錦)が「明日(千秋楽)日本相撲協会に引退届を出します」と明かした。その上で師匠は協会に、千秋楽まで取らせてほしいと願い出た。だが、境川理事長(元横綱佐田の山)は願いを退けた。当時の新聞に理事長の言葉が載っていた。 「土俵は厳しいんですよ。相撲を取りたい意思は評価するが
27日に現役引退した元関脇旭天鵬の大島親方(40)が28日、成田空港から故郷モンゴルへ一時帰省した。すでにスーツ一式を購入していたが浴衣で登場。「今日は浴衣を着ようと決めていた」。現役時代の名残を惜しむような粋な格好。帰国時には着ないと決意しており、これが最後のちょんまげ浴衣姿になる。その浴衣には若の里のしこ名が。大島親方は「たまたま」と笑ったが、ともに引退する見込みの同期入門の浴衣を選ぶあたりに、仲間を大事にする人柄がにじみ出ていた。 関取から親方に変わり、朝には長男の蓮くん(3)から「大島親方!」とはじめて呼ばれた。報道陣から親方と声をかけられると「やめてくれ、慣れないよ。すごい違和感ある」と、まだ戸惑いは隠せない。モンゴルには8月半ばまで滞在予定で「現役時代は長くても8日間だった。いつ帰るか分からないのは初めて。大丈夫、ちゃんと帰ってくるから!」と笑わせた。今日29日にウランバートル
6月1日に60歳の誕生日を迎える九重親方(第58代横綱千代の富士)の、還暦土俵入りが5月31日夕、東京・両国国技館で開かれた。 太刀持ちに白鵬、露払いに日馬富士と、過去の還暦土俵入りでも極めて異例ともいえる、現役横綱を従えての土俵入り。この日に備え、都内のジムで筋トレを重ねたこともあり、現役時代をほうふつとさせる? 約1分20秒の雲竜型の土俵入りを無事、務めあげた。 還暦を迎える心境などを問われ「老人の仲間入りをしたかな。(綱の色が)現役時代の白から赤に変わっただけ」と話す一方で「本当に感無量。1人でも多くの方に大相撲観戦に足を運んでいただけるよう、残された(協会)在籍期間もしっかり頑張りたい」と心境を語った。 国技館での還暦土俵入りは、13年6月の北の湖親方以来。九重親方はこの時、太刀持ち(露払いは元横綱貴乃花)を務め、00年6月の元横綱大鵬の還暦土俵入りの際は、露払い(太刀持ちは北の湖
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