国土交通省は、杭工事の施工データ流用問題を通じてあらためて浮き彫りになった建設業の構造的な課題の解消に道筋をつけるため、中央建設業審議会・社会資本整備審議会の基本問題小委員会で議論を始める。重層下請構造の中で不明確になりがちな元請けの管理責任や下請けとの施工管理上の役割分担を整理するほか、実質的に施工に携わらない企業を排除する方策も検討する。民間工事の請負契約の適正化もテーマの一つで、設計変更などの協議ルールを明確化することも視野に入れる。 基礎ぐい工事問題に関する対策委員会は、24日にまとめた中間報告で、適正に設計・施工を行うための体制構築を速やかに実施することを求めるとともに、施工データ流用問題の背景にある建設業の構造的な課題を話し合う『議論の場』を設けるよう提言した。 国交省は、基本問題創意委員会で杭工事のデータ流用問題で明らかになった課題を整理する。中間報告では、横浜市のマンション
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