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ブックマーク / shimofusa.hosp.go.jp (1)

  • 下総精神医療センター|嗜癖行動の生理的メカニズムと条件反射抑制療法

    独立行政法人国立病院機構下総精神医療センター 薬物依存治療部長  平 井 愼二 規制薬物を反復して摂取する者はいろいろな問題を持っている。現在、規制薬物復摂取者への対応は種々のものがあるが、処遇に設定するべきものは法による抑止力と治療である。過去には嗜癖行動の生理的メカニズムが不明であったために、治療は困難を極めた。有効な治療法がなかったことが、我が国の薬物乱用対策が刑事司法体系による働きかけが優位になっていることの原因の一つでもあろう。 このような状況の中で、下総精神医療センターでは、嗜癖行動の生理的メカニズム解明につながる発見があり、それに基づく理論を2006年6月から治療に反映させ、この治療経験において新たに種々の現象を把握し、飛躍的に有効な治療法を確立した。 これらの経験と検討を経て把握した嗜癖行動の生理的メカニズムおよび欲求を抑制する条件反射抑制療法の基的なところを簡単に紹介す

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