【ロンドン時事】1台数十万~数百万円の高級携帯電話を展開する英「VERTU(ヴァーチュ)」が経営破綻したことが13日、明らかになった。 BBC放送などが報じた。宝石や貴金属など高価な素材を用いて職人が手作りする電話として話題を集め、かつて日本でも東京・銀座などに店舗を構えていたが、近年は販売が低迷していた。
岡山・美作市に11歳のプロレーシングドライバーがいる。少女の名前はJuju(本名・野田樹潤=NODAレーシングアカデミー)。その小学6年生は、時速240キロにもなるフォーミュラカー(F4)を操る。夢は「日本人初の女性F1レーサーになることです」。すぐさまニッコリと笑って「そこで優勝することです」と付け加えた。 【写真】快挙!佐藤琢磨インディ500で初優勝/写真特集 6月26日、大阪市内のホテルで行われたJujuの後援会発足記念パーティーに足を運んだ。恥ずかしながら自動車の取材経験がなかった私は、素朴な疑問だらけだった。もちろん、11歳は運転免許さえ持てない。その年齢で、F1への登竜門であるF4のスピードを知っている。ウインカーを出したり、ワイパーを動かす経験の前に、240キロのマシンを操縦…。「怖くないのか?」「どんな生活をしているのか?」「なぜ、この世界へ?」…。聞いてみたいことが山ほ
「ばばも死ぬから、死んで」78歳の女性は苦悩の末、孫の首に手を掛けた 発達障害、不登校、暴言と暴力、すべての責任を背負い込み…
今年末で閉園する北九州市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」(SW)の跡地活用策で、大手流通会社のイオン(千葉市)が、西日本最大級とみられるアウトレットモールやレジャー施設を合わせた九州初の複合型施設を計画していることが24日、分かった。開業時期は、閉園の4、5年後を目指しているとみられる。 ⇒スペースワールド跡どうなる 新日鉄住金「近く方向性」 大型店のうわさに地元反発も 土地を所有する新日鉄住金は、イオンと活用策について協議中とみられ、近く北九州市に検討状況を報告する見通し。 関係者によると、計画では閉園後、数年かけて新施設を整備。アウトレットモールに加え、子ども向けのレジャー施設も開設されるもようだ。九州初の施設を設け「市外から集客ができる施設を目指している」(行政関係者)という。 八幡製鉄所の遊休地を活用したSWの敷地面積は、ヤフオクドーム(福岡市)3個分超の24万平方メ
「ゆとり世代」という言葉がすっかり浸透化した近年、若者世代の常識はずれな立ち振る舞いは後を絶たない。特に多いのが、会社に内定をもらったものの入社数日で出社をしなくなる、“ばっくれ新人”だ。 会社は新人を育てるために時間やカネなどあらゆるコストをかけて人材を採用している。その意味で、バックレは完全なるルール違反。そのトラブルから訴訟になるケースもあるという。 だが、今年度も新入社員にばっくれられたという報告が後を絶たない。 今回、日刊SPA!編集部が見つけたのは、入社2日目でばっくれ退社をし現在無職の伊藤誠二さん(仮名・22歳・男性)だ。 彼はなぜ会社から消えたのか。“ばっくれ新人”の実態に迫った。 ◆「こんなはずじゃなかった」自分に合わないと直感した入社初日 都内の文系私大を卒業後、中小企業の営業職への内定が決まった伊藤さん。内定が出たのは大学4年時の9月。なかなか選考が進まず
大盛況のうちに最終回を迎えたテレビ東京のアニメ「けものフレンズ」。メインキャラクターであるネコ科の動物「サーバル」はもちろん、サーバルの音声解説をした多摩動物園(東京都日野市)の飼育員「しんざきおにいさん」にも注目が集まっています。ほんわかとした語りに、ファンが急増。一体どんな人なのか、インタビューしてきました。(朝日新聞デジタル編集部記者・野口みな子) 【写真特集】けもフレで人気沸騰、「しんざきおにいさん」はこちらから 多摩動物公園のサーバルちゃんも 「けものフレンズ」とは、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に、「アニマルガール」と呼ばれる動物が人間の外見をしたキャラクターたちと、人の外見だが自分が何者かが分からない「かばんちゃん」が織りなす冒険の物語です。 メインキャラクターの「サーバルちゃん」などが話す「すごーい!」「たーのしー!」というポジティブで単純なセリフが癖になる、と
沖縄県北大東村(人口約600人)の県立北大東診療所の常勤医師が2月上旬から1カ月以上、不在となっていることが17日までに分かった。常勤の女性医師が村内で男に脅迫される事件が起き、村外へ避難したのが理由。診療所は現在、本島の県立病院からの代診派遣でやりくりしているが、県病院事業局の伊江朝次局長は「やる気のある医師がこんな形で島を離れざるを得なかったことを、もっと重く受け止めてほしい」と村に要望する。村は役場や駐在所と連携した医師の安全確保策などに取り組むとし、常勤配置を求めている。 那覇署によると事件は2月7日夜に発生。男が酒気帯び状態で運転する車が対向車線に進入し、医師の乗る車と正面衝突した。男は「通報したらどうなるか分かるよな」などと医師を脅し、後に脅迫の疑いで逮捕された。「示談にしたかった」と供述したが、医師は事件翌日に村外へ避難し、その後に離任が決定した。 現在は県立南部医療セン
「ネット通販が普及し物流量が増えているのに、配達員は高齢化し人手不足。物流業界には構造的問題があります」(経済ジャーナリスト・溝上憲文氏) 27年ぶりの料金値上げ、宅配総量抑制、巨額の残業代支払い、再配達の有料化……。業界最大手のヤマト運輸が、抜本的な改革を迫られている。この非常事態に、利用者からは「値上げやむなし」の声もあるが、問題はヤマト側にあると、溝上氏は語る。 「宅急便の生みの親である小倉昌男元社長の掲げた『ドライバーは神様であり、会社の代表』という企業理念のもとに成長したヤマト運輸でしたが、経営者が代替わりし、利益より売り上げ至上主義に。結果として、ドライバーがその犠牲者になったわけです。『再配達』『配達時間帯指定』といった過剰なサービスが招いた典型事例で、タコが自分の足を食っている状態です」 その勤務実態を探るべく、都内某所で働くヤマトの配達員を、極秘追跡した。朝、配送セ
16日午後1時50分ごろ、千葉県浦安市舞浜1の東京ディズニーランド(TDL)に隣接する水処理施設内で、定期点検をしていた委託業者が「えい児の死体のようなものがある」と、TDL職員を通じて浦安署に通報した。同署員が駆け付けたところ、施設内のろ過装置部分で、えい児の遺体を見つけた。同署で死因や産み落とされた経緯などを調べている。 県警によると、遺体は生後間もなく15~20センチの手のひらぐらいの大きさ。性別は不明で腐敗などはなかった。遺体が見つかったのは園内のトイレの汚水を処理するための施設で、TDLが管理。普段から施錠されており、一般の立ち入りはできないという。TDL以外からの汚水は流れ込まないため、遺体は園内から流れ込んだ可能性があるという。 委託業者は1日1回程度、同施設を点検しており、同日午前11時ごろ、ろ過装置部分に流れ着いている遺体を見つけた。15日午前11時20分ごろにも点検
人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する「ほぼ日」(東京都)は3月16日、ジャスダック市場に株式を上場する。東京証券取引所が13日、承認した。上場によって最大約6億円を調達する見込みで、調達資金は新規事業や人件費などに充てる。 「ほぼ日」はコピーライターの糸井重里氏が代表取締役を務める。前身は1979年に設立された東京糸井重里事務所で、昨年12月に「ほぼ日」に社名変更した。2016年8月期の売上高は37億円。 「ほぼ日刊イトイ新聞」は98年から続くウェブサイト。糸井氏のエッセーを毎日掲載するほか、インタビュー記事などの読み物も人気を集めている。自主企画商品の販売も手がけ、売上高の7割を占める「ほぼ日手帳」は年間約60万部を売る。
違法な長時間労働が問題視される中、社員わずか7人という中小企業が残業ゼロに成功している。ワイヤカット加工機で金属を切り出す受託加工を手がける吉原精工(神奈川県綾瀬市、吉原順二社長、0467・78・1181)がそれだ。経営者がトップダウンで作業工程や就業形態を見直し、残業代を基本給に組み込んだ結果、社員の年収は600万円を超え、優秀な人材の定着につながっている。 22時までの残業は当たり前だった 吉原精工は創業36年の町工場。基本労働時間は8時半―17時で、1日7・5時間。週休2日制で、年末年始やゴールデンウイークは連続10日間を休む。さらに賞与は2013年から継続して社員全員に夏・冬とも100万円を支給する。 約20年前までは残業が常態化していた。22時までの残業は当たり前で、吉原博会長は「たくさん機械を動かすことが収益を確保する方法だと信じていた」と振り返る。 <拒否された残業>
宅配大手の佐川急便で、年末の荷物量増加に伴い、東京や埼玉、愛知、大阪など7都府県で配達に遅れが出ている。クリスマス関連イベントの荷物や歳暮などの配達を待つ利用者たちから、困惑の声が上がっている。 同社広報部によると、遅れは1~2日程度としているが、22日正午現在で7都府県22市区に広がり、解消のめどは立っていない。想定以上の荷物集中や人員不足が原因とみられ、過去にこうした遅れはなかったという。 ツイッター上では「メール便が発送通知から10日待っても届かない」「佐川急便が電話出ない」「営業所に15日に到着し21日夜段階で保管中表示」などの投稿が相次いでいる。同社は「個別のことは確認しなければ分からない。スタッフを動員するなどの対応を取っているが、急ぐ場合は各営業所に連絡を取ってほしい」としている。【渡辺諒】
Google Japanは12月13日、Android端末向け決済サービス「Android Pay」の日本国内での提供を始めた。まず楽天Edyと連携。NFC対応端末に専用アプリをインストールし、楽天Edyを登録すれば、ローソンなどEdy対応店舗で、端末をかざすだけで決済できる。ほかの電子マネーやクレジットカードへの対応は来年の予定。 【どんなサービス?】 開始当初は「楽天Edy」と「楽天ポイントカード」を連携できる。既存のモバイル楽天EdyアカウントをAndroid Payに連携することも可能だ。 ファミリーマートやローソン、ミニストップ、マクドナルド、ビックカメラ、マツモトキヨシなど全国47万以上のEdy対応店舗でAndroid Payによる支払いに対応した。 残高や利用履歴の確認も、端末上で可能。チャージは、アプリやクレジットカード、楽天Edy対応店舗で行える。 来年にはフェリ
大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や映画「シン・ゴジラ」で監督を務める庵野(あんの)秀明氏が経営するアニメ制作会社「カラー」(東京都杉並区)が、かつて庵野氏が在籍し、エヴァンゲリオンなどの制作に関わったアニメ制作会社「ガイナックス」(武蔵野市)に対し、借入金約1億円の支払いを求める訴訟を東京地裁立川支部に起こしていたことが分かった。ガイナックスの経営難に伴う資金繰り悪化が背景とみられる。 ガイナックスの山賀博之社長と庵野氏は大学時代からの友人。1984年の同社設立には庵野氏も関わり、2007年の退社後も協力関係が続いていた。 訴状などによると、両社は、庵野氏が手掛けた作品の商品化でガイナックスが収入を得た場合、一定の使用料(ロイヤルティー)をカラーが受け取る契約を結んでいた。しかし、ガイナックスにカラーに対する多額の債務が発生。カラーは14年8月、1億円を別途貸し付けるなどしたも
世界最大の米日用品メーカー「P&G」が、自社の消臭・芳香剤「ファブリーズ」と伊豆諸島の特産品「くさや」を“対決”させるCMを制作し、地元民から怒りを買っている。 問題となっているのは、昨年からウェブ上で公開されている「究極対決 ファブリーズVSくさや」。「くさや」のみのボックスと「くさや」と「ファブリーズ」が入ったボックスが用意され、“出演者”がにおいを嗅ぎ分けるというもの。「くさや」を嗅ぐシーンでは、被験者たちが顔を背けてムセながら「えっ、スゴイ臭い」「何コレ」「くっさいですね」と不快感をあらわにすると、「あまりの臭さに阿鼻叫喚の地獄と化すラボ内」というオーバーなナレーションが流れる。 一方、ファブリーズが置かれたボックスに場面が変わると、「全然におわない」「こんなに消えるんだ、スゴイ」と先ほどとは打って変わり、次々と称賛の声が上がる。 「かくしてファブリーズはくさやのにおいに打ち
ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングス(HD、福岡市)は、来年1月までに24時間営業をやめることを決めた。早朝や深夜の営業短縮も進めており、定休日も「考えるべき時代が来ている」(黒須康宏社長)として導入を検討していく方針。定休日は百貨店業界で復活が相次いでいるが、外食業界ではほとんど例がない。 ロイヤルホストは全国223店舗。かつては大半が24時間営業だったが、2011年ごろから営業時間の短縮に取り組み、現在では桜川店(大阪府)と府中東店(東京都)だけ。この2店も、来年1月までに深夜営業をやめる。また、早朝や深夜の営業時間短縮も進めていて、すでに全店平均でみると前年比で30分超も短くしたという。 外食業界は、深夜営業を減らす傾向だ。人手不足で賃金が上がり、売上高がコストに見合わなくなってきているためだ。また人が集まらない中で無理に営業すれば、従業員に長
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