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2016年8月4日のブックマーク (3件)

  • 障害者をケアする母親に生じる貧困と不平等/田中智子 - SYNODOS

    当然のことではあるが、障害があること(後天的な障害も含む)、さらには障害者の家族になるということも、偶然によるものであり、選択が介入する余地はなく、人の責任に帰することはできない。 それにもかかわらず、障害があって生きるということ、そして障害者の家族であるということは、現在の日では、様々な社会的不利をこうむり、人生設計の変更を余儀なくされる要因となる。特に、母親にとっては、性別役割分業規範と結びつき、自分の生活や人生は脇において、ケアの専従者となることが求められる。 先日、ある裁判を傍聴した。被告は、長年、入所施設を利用している障害のある子どもを、一時帰省中に殺害した母親だった。裁判の中で、母親は「この子を残しては死ねない」「(殺害したのは)仕方がなかった」「後悔はしていない」という言葉を繰り返した。 障害者家族のあいだには、昔も今も「親亡き後」という言葉が存在する。一般的には、親亡き

    障害者をケアする母親に生じる貧困と不平等/田中智子 - SYNODOS
    karotousen58
    karotousen58 2016/08/04
    "ケアの自己責任化に由来する貧困や不平等という問題は、そこに生きる親子双方にとっての逃げ場をなくす"
  • 『“マスコミ憎し”で障がい者匿名報道を喜んでいいのか?』へのコメント

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    『“マスコミ憎し”で障がい者匿名報道を喜んでいいのか?』へのコメント
    karotousen58
    karotousen58 2016/08/04
    「障害がもたらす問題をサポートするものとしての支援団体」が前提として組み込まれているのなら疑問有。支援団体と障害者との関係は、違いを認識、方針を巡って対立、等の葛藤や衝突や軋轢など複雑な要素も入り込む
  • “マスコミ憎し”で障がい者匿名報道を喜んでいいのか?

    今回、警察は被害者の実名を公表しなかったことを「特例」だと説明した。この特例措置は、障がい者に対する差別を背景としたものだ。私たちの社会が障がい者への差別を容認しているのだ。そこに気付かず、ただただ匿名報道の事実だけを喜ぶ人に対して「ちょっと待て」と言いたい。 「特例」の匿名報道 事件や事故についての実名報道の賛否はたびたび話題となる。インターネット上では特に、実名報道に対する拒否感・嫌悪感が強い。遺族や被害者に対して精神的苦痛を与える可能性があるにもかかわらず、マスコミは「傲慢な取材を行うことが多い」からだ。ネットユーザーの批判とマスコミ側からの反論はこれまでも見られたが、相模原殺傷事件でも同じことが起こった。 今回の事件では周知の通り、神奈川県警が遺族の強い要望を理由に被害者の実名報道を行っていない。これについて朝日新聞の記者がツイッター上で「匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係

    “マスコミ憎し”で障がい者匿名報道を喜んでいいのか?
    karotousen58
    karotousen58 2016/08/04
    障害を巡る問題が、1「支援者にとっての問題」として存在 2障害者のニーズを支援者が代行、共感可能なものだけ取り出されて方向付け の状況は確かに有。しかし、障害者排除の世界を作ってきた側の内省がこの記事に無