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2023年4月4日のブックマーク (1件)

  • 「子どもの権利条約」と日本の学校〜「物言う子ども」を育てるために(前編)「権利の主張」と「わがまま」はどう違うのか(大谷美紀子)

    ただし、「子どもに人権がある」と言っても、それは子どもがひとりでなんでも好き放題やってよい、ということではありません。子どもが未熟な存在であることを前提に、子どもが条約で認められた権利を行使するにあたっては、親やそれに相当する大人が、子どもの発達しつつある能力に応じて適切に導く必要があるということは、子どもの権利条約第5条(親の指導の尊重)でも述べられています。一方で、子どもの権利条約の考え方は「子どもである間は親の言うことをなんでも聞かなければならない」というものではないことも強調したいと思います。親が子どもの成長過程、発達しつつある能力に応じて子どもを指導する責任、権利、義務があるということは、大人の保護が絶対的に必要な乳幼児の頃と、成長して大人の仲間入りが近づく15歳、16歳、17歳とでは親の関わり方は当然違ってくるということです。子どもが子どもとみなされなくなる18歳になったとき、

    「子どもの権利条約」と日本の学校〜「物言う子ども」を育てるために(前編)「権利の主張」と「わがまま」はどう違うのか(大谷美紀子)