公私入学比率7:3「変えたい」 橋下知事に私学猛反発(1/2ページ)2008年12月10日8時0分印刷ソーシャルブックマーク 大阪府の橋下徹知事が、府内の公立高校と私立高校との間で30年近く「7対3」の割合と取り決められてきた入学募集の定員枠について、公立の定員を増やせないか府教委に検討を求めたことがわかった。これに対し私学側は「経営がもたない」として国会議員にも陳情し、反対する構えをみせている。 橋下知事は9日、朝日新聞の取材に「(定員枠は)カルテルみたいなもの。これでは何も改革できない」と述べた。 財政再建のため府は今年8月から、私学への助成金をカット、高校は一律10%減とした。このため、私立高校の過半数が来年度の新入生の授業料の値上げを決定。これを受け、知事は来年度予算案をめぐる11月末の府教委との協議で、公立への志望者をより多く受け入れられる態勢づくりについて、「早急に検討していた